専業主婦もキャッシング! どんなカードローンに申し込めばいいの?
最近では、専業主婦でもキャッシングすることのできるカードローンが増えてきました。家計を預かる専業主婦だからこそ、急な出費には何かと戸惑うことも多いはず。そんな時、頼りになるのがカードローンです。いざという時に慌てないで済む安心感を与えてくれるアイテムというわけですね。
ひと昔前であれば、専業主婦であっても、様々なカードローンを利用することができましたが、2010年の貸金業法の改正によって専業主婦の申し込めるカードローンが減ってしまいました。それでも、銀行系カードローンを中心に利用できるものはまだまだあり、備えとして1枚持っておくのもおすすめです。
専業主婦がお金を借りるなら銀行カードローンの方がおすすめ! クレジットカードのキャッシングよりもお得!
専業主婦でキャッシングというと、手持ちのクレジットカードでキャッシングしているという人も非常に多いようです。たしかに、ショッピングとキャッシングの両方で活用できるクレジットカードはとても利便性が高そうにも思えます。
ところが、クレジットカードでのキャッシングは金利が高く、年18.0%ほどという消費者金融に匹敵するほどの金利設定です。一方、専業主婦OKのカードローンであれば、金利も年13%~14%代ほどです。仮に30万円借りたとしても、金利負担で年間10,000円以上も違います。
専業主婦が利用できるカードローンは銀行! その他のキャッシング会社は利用できない!
冒頭で、専業主婦が利用できるカードローンが減少してしまったと述べましたが、以前は消費者金融でも借りることができました。しかし、2010年の貸金業法改正によって、収入の無い専業主婦は申し込むことができなくなってしまったのです。
その後、カードローン事業で台頭してきた銀行系カードローンで専業主婦OKのカードローンを扱うようになり、現在では「専業主婦=銀行系カードローン」というイメージすら定着しています。また、銀行というネームバリューにより、消費者金融よりも高い信頼性がその人気を支えています。
専業主婦でもキャッシングできる銀行系カードローンと貸金業者の配偶者貸付との違いは?
消費者金融などの貸金業者で専業主婦が申し込みことはできないと述べましたが、ひとつだけ、例外的に専業主婦が借りる方法もあります。それが、「配偶者貸付」と呼ばれる制度です。収入がない、もしくは低収入の主婦であっても、配偶者の年収と合算し、2人分の年収の1/3までを限度に借りることができる制度です。
配偶者貸付制度は配偶者の同意も必要な制度なので利便性が低い!
この配偶者貸付制度は、専業主婦でも借りることができるという特例的な制度ではあるのですが、実は消費者金融では配偶者貸付制度を利用する本人にも収入がなければならないことになっています。つまり、収入がない専業主婦は、消費者金融では配偶者貸付制度を利用する資格すら有していないわけです。
消費者金融と同じような貸金業者のカードローンとしては信販会社などの扱う信販系カードローンもあります。こちらは専業主婦でも配偶者貸付制度を利用することができますが、配偶者の同意を証明する同意書や婚姻関係を示す書類、配偶者の収入証明書類などが必要となるため、手続きが面倒くさいというデメリットがあります。
銀行系カードローンなら専業主婦も手軽にキャッシング! 配偶者の同意も不要!
配偶者貸付制度は、以上のように貸金業者のみに適用される制度で、銀行カードローンとは別物です。専業主婦でも借りられる銀行系カードローンに対して、配偶者貸付制度と同様であるかのなような説明をしているところもあるようですが、両者はまったく異なるものなのです。
消費者金融の配偶者貸付制度が専業主婦OKの理由
貸金業法に定められている特例的なルールで、低収入の主婦が配偶者の年収と合算してその合計の1/3までの金額を借りることができる制度。貸金業法なので貸金業者のみに適用される。ただし消費者金融では専業主婦は配偶者貸付制度が利用できない。配偶者貸付制度では提出書類が多く配偶者の同意が必要。銀行系カードローンが専業主婦OKの理由
銀行は銀行法という法律で運営されており、貸金業者とは一線を画す。したがって貸金業法は関係なく、そこに定められている配偶者貸付制度とも全く関係ない。専業主婦への貸出は各銀行の判断によって決められている。提出書類も少なく、配偶者の同意も不要なケースがほとんど。専業主婦が家族に内緒で借りるなら銀行カードローン一択です!
このように、配偶者貸付制度と専業主婦OKの銀行系カードローンとではこれだけの違いがあります。銀行系カードローンなら提出するのは申込書(ネット申込の場合は不要)と本人確認書類くらいで、しかも配偶者の同意が不要というメリットがあるのです。
配偶者貸付制度は総量規制に準じているため、配偶者の年収と合算しても1/3を超えた借りれは不可能となります。専業主婦であれば収入はゼロとなりますので、頼れるのは配偶者の年収だけとなりますし、そもそも配偶者の同意など手間が必要になるためデメリットだらけの制度となります。
銀行系カードローンで専業主婦がキャッシングできる金額ってどのくらい?最高限度額まで借りられる?
銀行系カードローンというと、融資限度額が大きいことでも知られていますよね? 最高1,000万円というものもありますし、最高800万円といった銀行系カードローンも珍しくありません。
そこで気になるのが専業主婦が借りることのできる金額です。無職とまではいかないまでも自分自身に収入がないわけですから、「一体いくらまでかりられるんだろう……」と不安になる方も多いでしょう。
銀行系カードローンのキャッシングで専業主婦が利用できるのは少額融資の範囲内!これが暗黙のルール!
実際問題、専業主婦がそのカードローンで定められている最高融資額まで利用できることはまずありません。そこはやはり本人に収入がなく、返済は家計の範囲内でやりくりしなければならないためです。では実際に専業主婦が借りられるのはいくらまでかというと、どの銀行でも少額融資の範囲を超えない枠で設定しています。
少額融資というのは、基本的には数万円程度のことを指す言葉ですが、カードローンの場合は「毎月の返済額負担が少ない金額」という意味で使われることもあります。毎月数千円~10,000円程度で無理なく返済できる融資額ということですね。大体、限度額30万円や50万円というのがそれにあてはまりますし、事実、多くの銀行系カードローンでは専業主婦への融資額を30万円~50万円程度までとしているケースがほとんです。
主な銀行カードローンで専業主婦が借りられる金額は? 申し込み条件にも注意!
じぶん銀行じぶんローン | 30万円まで |
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イオン銀行カードローン BIG | 50万円まで |
ソニー銀行カードローン | 50万円まで |
主な銀行系カードローンで専業主婦が借りられる金額を挙げてみましたが、以上を見てもお分かりのように、どの銀行でも最高50万円が限度となっています。専業主婦でそれ以上の金額を借りることのできるカードローンはありません。
また、専業主婦が借りるためには以下の条件を満たしている必要があります。
- 申し込み年齢を満たしていること
- 配偶者に安定した収入のあること
以上2つの条件を見たしていることが必須となります。特に、専業主婦の申し込みにあたっては配偶者に安定的な収入のあることが大前提となります。返済能力を図る上でも必須事項となりますので、その点はしっかりと認識しておきましょう。
実際に借りられる額は配偶者貸付制度の方が高い!でも手軽さでは銀行系カードローンが圧倒的!
貸金業者で利用できる配偶者貸付制度は、配偶者の年収の1/3を限度に借りることができますので、実際に借りられる金額は銀行系カードローンよりも多くなることは確かです。
しかし、上でも述べたように配偶者貸付制度は提出書類や配偶者の同意が必要というデメリットもあります。借りられる金額は多くても、手軽さにおいては銀行系カードローンに遠く及びません。
銀行系カードローンであればどこでも専業主婦がキャッシングできるわけではありません!
先に触れていますが、専業主婦への融資を行うかどうかは各銀行で個別に決めています。つまり、専業主婦OKの銀行系カードローンもあれば、専業主婦NGの銀行系カードローンもあるのです。銀行であればどこでも専業主婦OKというわけではないので、そこは十分な注意が必要です。
専業主婦OKかどうかは、その銀行系カードローンの公式ページにもしっかり記載されていますので、事前チェックはしっかりと行っておくようにしましょう。
すぐにお金が必要!専業主婦でも借りられる銀行系カードローンで即日融資はしてもらえるの?
カードローンといえば銀行系カードローンと消費者金融との間で利便性を巡る競争が続いています。そのうちのひとつが即日融資です。以前であれば、即日融資といえば消費者金融の代名詞のような時代もあり、銀行系カードローンに関しては審査が長く即日融資には向いていないという時期もありました。
しかし、最近では即日融資対応の銀行系カードローンも増加傾向にあり、即日融資というキーワードも決して消費者金融だけの特権ではなくなってきています。もちろん、専業主婦でも借りられる銀行系カードローンの中には、即日融資対応のものもあります。
銀行系カードローンの即日融資には条件が付帯されているケースもあり! キャッシングを急ぎたいなら注意点を把握しておこう!
自動契約機や窓口でその場でカードが発行される消費者金融とは違い、銀行系カードローンの即日融資は口座振込という方法が主となります。一部の大手銀行では自動契約機を設置しているところもありますが、そうした例外を除いて銀行系カードローンの即日融資は振込がメインとなります。
銀行によってはその銀行の口座を持っていないければ即日融資に対応してくれないところもありますし、他行宛ての振込が可能であっても、銀行の営業時間が過ぎてしまえば翌日の振込となってしまうこともあります。審査などの時間も考慮して、早めに申し込むことが必要になります。
銀行系カードローンで即日融資してもらうために注意したいポイントはココ!
専業主婦OKの銀行系カードローンで即日融資をしてもらうために注意すべきことは、即日融資に対してどのような条件があるのかを知っておくことです。
Point1 | その銀行の口座がなくても大丈夫なのか? それともなければいけないのか? |
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Point2 | 即日融資を希望する際の時間制限は何時までなのか? |
こうした情報も、カードローンの公式ページにしっかりと記載されています。例えばPoint2であれば、「昼12時までに手続きが完了すれば即日融資も可」といったような記載がされていたりもします。
時間制限のない場合でも、申し込みの時間が遅くなればなるほど即日融資できる確率も低くなってしまいますので、とにかく早めに申し込むことが鉄則となります。少なくとも午前中には申し込みを済ませておくべきでしょう。