八十二銀行カードローン・はちにのかん太くんカードの金利は低金利?それとも高金利?
八十二銀行カードローン・はちにのかん太くんカードは、最高500万円で年率5.5%~14.5%の銀行系カードローンです。銀行系カードローンといえども、その金利設定もまちまちで、各銀行によってそれぞれに特色があります。
一般的に銀行系カードローンは低金利だと言われてはいますが、それはあくまでも消費者金融など貸金業者の金利と比較した場合の話であって、同じ銀行系でも金利の高めのところろ文字通り低金利のところもあるのが実情です。
はちにのかん太くんカードは低金利の部類に入る!
では、はちにのかん太くんカードは低金利なのでしょうか? それとも高金利の部類に入るのでしょうか? 先に結論から言ってしまいますと、はちにのかん太くんカードは十分に低金利の部類に入るカードローンです。
他行と比較して圧倒的な低金利というわけではないものの、大手とほぼ同程度の金利設定と言えますし、はちにのかん太くんカードよりも高金利な銀行系カードローンもありますので、総体的に見れば金利負担の低いカードローンだと断言できます。
目立って低金利には見えない!なぜ低金利だと断言できる?
はちにのかん太くんカードの金利は、上でも述べましたが年5.5%~14.5%です。単純に考えて、年5.5%という金利ははちにのかん太くんカードの最高融資額である500万円を上限としてカードが発行された場合に適用される金利です。
一方、年14.5%という金利は少額融資に適用される金利で、概ね100万円までを目安に適用される金利となります。多くの方は、大体50万円程度までの融資というのが一般的ですから、最高金利の年14.5%が適用されるケースがほとんどとなります。
はちにのかん太くんカードの金利を他行と比較!
実際に、はちにのかん太くんカードの金利と他行カードローンの金利を比較してみることにしましょう。まずは、ほとんどの方が適用されるであろう最高金利の比較から見てみましょう。
銀行名 | 最高金利(年率) |
---|---|
ソニー銀行カードローン | 年13.8% |
イオン銀行カードローン・BIG | 年13.8% |
みずほ銀行カードローン(コンフォートプラン) | 年14.0% |
八十二銀行カードローン・はちにのかん太くんカード | 年14.5% |
楽天銀行スーパーローン | 年14.5% |
三井住友銀行カードローン | 年14.5% |
静岡銀行カードローン・セレカ | 年14.5% |
三菱UFJ銀行カードローン・バンクイック | 年14.6% |
北洋銀行カードローン・スーパーアルカ | 年14.7% |
住信SBIネット銀行・ミスターカードローン(スタンダードコース) | 年14.79% |
千葉銀行・ちばぎんカードローンクイックパワー<アドバンス> | 年14.8% |
常陽銀行カードローン・キャッシュピット | 年14.8% |
スルガ銀行カードローン・リザーブドプラン | 年14.9% |
北海道銀行カードローン・ラピッド | 年14.95% |
オリックス銀行カードローン | 年17.8% |
新生銀行カードローン・レイク | 年18.0% |
主な大手銀行、ネット銀行、それに八十二銀行と同じ地方銀行発のカードローンの最高金利を比較してみました。低金利で比較して見ると上から4番目のラインになります。はちにのかん太くんカードは、他行に引けを取らない金利であることが一目瞭然ですよね。
最低金利は数字だけに目を奪われないこと!これがポイントです!
最高金利は他行に引けを取らないことが分かったところで、次は最低金利に目を向けてみましょう。先にご紹介したとおり、はちにのかん太くんカードの最低金利は年5.5%です。
他行の最低金利に目を向けてみますと、年1%代や3%代というところもありますよね? それらと比較すると年5.5%というのはちょっと高いイメージを抱いてしまいます。
最低金利は融資額や限度額によって異なる!
しかし、この最低金利というのは、そのカードローンの最高融資額に対して適用される金利です。はちにのかん太くんカードであれば、500万円の利用枠を与えられて初めて適用される金利なのです。
年1%代や3%代という最低金利が設定されている他行カードローンの場合、最高融資額(限度額)は、はちにのかん太くんカードよりも多い800万円とか1,000万円となります。
それだけの融資枠を与えられて初めて年1%代や3%代という金利が適用されるので、数字を一目見ただけで金利が低いか高いかを判断してはいけないのです。
はちにのかん太くんカードの最低金利が低金利なのか比較してみた!
はちにのかん太くんカードが最高500万円のカードローンですから、大事なのは他行ではちにのかん太くんカードの最高融資額である500万円を借りた場合の金利がどのくらいの利率なのか? という点です。では実際に、他行で500万円借りた場合の金利とはちにのかん太くんカードの最低金利を比較してみましょう。
銀行名 | 500万円の金利 |
---|---|
三菱UFJ銀行カードローン・バンクイック | 1.8% |
ソニー銀行カードローン | 4.0% |
オリックス銀行カードローン | 4.5% |
新生銀行カードローン・レイク | 4.5% |
イオン銀行カードローン・BIG | 4.8% |
みずほ銀行カードローン(コンフォートプラン) | 5.0% |
八十二銀行カードローン・はちにのかん太くんカード | 5.5% |
三井住友銀行カードローン | 6.0% |
常陽銀行カードローン・キャッシュピット | 7.8% |
楽天銀行スーパーローン | 7.8% |
こうして見てみますと、三菱UFJ銀行・バンクイックの金利が際立っていますが、これは他が高金利というわけではなく、バンクイックの金利が異様に低すぎるだけの話です。
500万円借りた場合の平均金利では標準的!
上の表の中でバンクイックを除外して比較して見てみれば、さすがにネット銀行の低金利さが目立ちますね。それでもはちにのかん太くんカードは、高金利というわけでもありませんし。
ちなみに、バンクイックを除いた金利の平均は5.49%であることを鑑みても、はちにのかん太くんカードはほぼ標準的な金利とみていいでしょう。
はちにのかん太くんカードを無利息で利用できる方法はある?
消費者金融や、新生銀行カードローン・レイクのように、カードローンの中には無利息期間というシステムを設けているところもあります。「30日間無利息」という言葉も、かなり世間に浸透してきている言葉ではないでしょうか?
この無利息期間というのは、どこでも採用しているシステムではありません。あくまでも、消費者金融が独自に始めたシステムで、新生銀行カードローン・レイクも前身が消費者金融であったことから引き続き無利息期間を採用しているに過ぎません。
銀行には無利息期間なし!もちろんはちにのかん太くんカードも!
つまり、消費者金融以外のカードローンには無利息期間というのはないということになります。当然、はちにのかん太くんカードにも無利息期間はありません。
ただし、返済にあたって随時返済を上手に活用すれば、元金を減らすことができるのでその分は金利負担も軽くなります。