プロミスの自動契約機ってなんだ?
プロミスには自動契約機(無人契約機)というサービスがあります。自動契約機とは、その名の通り無人の状態で契約が結べる機械のことです。銀行のATMやコンビニのマルチメディア端末と似たような間隔で直感的に操作できる端末であり、約30分ですべての手続が完了します。
自動契約機にはこんなメリットがある!
プロミスの契約方法は
- インターネットから申し込む
- 銀行やコンビニに設置されているATMから申し込む
- 自動契約機から申し込む
の3種類です。正直なところ、自動契約機はこの中では単純な利便性には劣ります。インターネットと違って自宅から申し込めず、自動契約機がある場所まで行かなければなりませんし、銀行やコンビニなどと比べると設置店舗数も多くありません。にもかかわらず、実際には自動契約機から申し込む人が少なからず存在します。自動契約機には、他の申込方法にはない独自のメリットがあるからです。
手数料がかからない
プロミスの自動契約機は、完全に手数料無料で使えます。コンビニなどのATMを利用してキャッシングすると手数料がかかってしまいますが、自動契約機ならばその心配はありません。たかだか手数料にそこまで拘る必要はないのでは、と思われるかもしれませんが、1回110円の手数料であっても10回使えば1100円、100回使えば1.1万円の差になります(ATMはお取引額1万円以下の場合:110円、お取引額が1万円を超える場合:220円)。手数料は安いに越したことはないのです。
プロミスの社員に質問しながら手続きができる
自動契約機には受話器がついています。
この受話器を通じてプロミスの社員の話を聞きながら契約できるというのも、自動契約機のメリットです。インターネットやコンビニATMなどだと操作でわからないことがあっても全部自分で判断しなければなりませんが、自動契約機ならばその心配はありません。
注!プロミスの自動契約機と「むじんくん」は全くの別物です
自動契約機と聞くと「むじんくん」を想像される方も多いかと思いますが、プロミスの自動契約機とむじんくんは全く別物です。むじんくんはアコムが提供しているものであり、プロミスとは無関係です。
なお、プロミスの自動契約機にも昔は「いらっしゃいまし~ん」という愛称があったのですが、現在は使われておらず、ただ自動契約機(もしくは無人契約機)と呼ばれているようです。
過去に使われていた自動契約機の愛称
- プロミス – いらっしゃいましーん
- アコム – むじんくん
- アイフル – お自動さん
- 武富士 – ¥むすび(えんむすび)
- レイク – ひとりででき太
- 三洋信販 – ポケットバンク
プロミスの自動契約機で実際に契約してみよう!
ここからは、プロミスの自動契約機を利用して実際に申し込む方法を解説していきたいと思います。何も難しいことはありませんので、リラックスして望みましょう。
自動契約機を探そう!
まずは自動契約機を探しましょう。自動契約機は日本全国の主要な駅の近くや幹線道路沿い、あるいは一部の銀行の店舗の内部に設置されています。どれも機能は全く同じですので、アクセスしやすいところにあるものを選ぶといいでしょう。
なお、自動契約機の受付時間は原則として9:00~21:00(※契約機により営業時間が異なります)となっています(土日祝日でも使えます)。
しかし、商業施設に併設されているタイプの場合は営業時間が異なることがあります。各自動契約機の受付時間は上記のリンクから確認できますので、事前にチェックしておきましょう。
必要書類を用意しよう!
自動契約機で申し込む際には、「本人確認書類」および「収入証明書類」の提出が必要になります。
本人確認書類とは、簡単に言えば本人の存在を確認できる書類のことです。基本的には
- 運転免許証
- パスポート
- 健康保険証+住民票
のいずれかでOKです。運転免許証を持っている場合はそれがベストですが、ないという場合はパスポートや健康保険証などでも代用できるということです。いずれも持っていないという場合は、事前にプロミスに相談するといいでしょう。
- 質問・相談はプロミスコールへ 0120-24-0365
- 女性専用レディースコール 0120-86-2634
なお、外国籍をお持ちの場合は、上記の書類に加えて在留カードもしくは特別永住者証明書が必要になります。
収入証明書類とは、収入があることを証明する書類です。プロミスでの希望借入額が50万円を超える場合、もしくはプロミスでの希望借入額と他社の利用残高の合計が100万円を超える場合は、収入証明書類の提出が必要になります。上記の条件を満たしていない場合は、収入証明書類は不要です。例えばプロミスの希望借入額が30万円、他社の利用残高が40万円という場合は条件を満たしていないので収入証明書類は不要ということになります。収入証明書類は基本的には
- 源泉徴収票(最新のもの)
- 確定申告書(最新のもの)
- 給与明細書(直近2ヶ月+1年分の賞与明細書。賞与がない場合は賞与明細書は不要)
でOKです。会社員の方の場合は源泉徴収票、自営業者の方の場合は確定申告書を使うのが最も簡単かと思います。
必要書類提出の際の注意点
必要書類を提出する上で気をつけていただきたいとこがあります。それは、個人番号(マイナンバー)が記載されている本人確認書類もしくは収入証明書類を提出する場合は、その箇所を見えないように加工して提出するということです。プロミスは個人ナンバーの収集をしていないためです。
源泉徴収票などに個人番号が記載されている場合は、それを上からマジックで塗りつぶすなどして、見えなくなるように加工してください。
申し込みに行こう!
必要書類が用意できたら、いよいよ申し込みに行きます。自動契約機の操作方法はとっても簡単で、わからないことがある場合は受話器を使いながら相談もできるので、特に迷うことはないかと思います(銀行のATMを操作できる人ならば、まず引っかかることはないでしょう)。
審査を受けよう!
申込みが終了すると、その場で即座に審査がはじまります。審査中は自動契約機に組み込まれたモニターで、カードの利用方法を解説するビデオが流れます。このビデオはとても重要なものですので、しっかりと視聴しましょう。
審査が終了すると、契約可能額が回答されます。残念ながら審査に落ちてしまったという場合は、そこで粘ってもなんにもなりませんので、潔く立ち去りましょう。審査に合格した場合はカードがその場で発行されますので、それを受け取ってください。
実際に借り入れをしてみよう!
先ほど受け取ったカードを使って、借り入れをすることができます。自動契約機からお金を借りることはできませんので、プロミスATMや三井住友銀行ATMなどの提携ATMを利用するか、もしくはインターネット会員サービスから振込キャッシングを利用しましょう。
プロミスの自動契約機で契約以外にできることは?
自動契約機はその名称通り無人で契約をするための機械ですが、実は契約以外にもいくつかできることがあります。
自動契約機で契約以外にできることは
- 契約内容の変更(利用限度額、借り入れ利率、返済日の変更)
- カードに関する手続き(再発行、暗証番号の変更)
です。契約内容を変更したり、カードの再発行をしたりしたい場合は、自動契約機がある場所まで行くといいでしょう(ただし、これらの手続きはインターネット会員サービスからもできます)。どちらも方法としては一長一短ですので、好きな方を利用しましょう。
借り入れの前に
プロミスの自動契約機は非常に便利なサービスですが、便利であるがゆえに借りすぎてしまう恐れがあります。借り入れの前には、本当に返済できるのかしっかりとシミュレーションをすべきです。プロミスは返済シミュレーションの提供を行っていますので、事前に確認しましょう。
プロミスの返済は、最終借り入れ後の借入残高に応じて返済金額が変化する「残高スライド元利定額返済方式」となっています。この方式では、最終借り入れ後の借入残高が多いほど、返済額も多くなります。
借り入れ後残高 | 返済金額 | 返済回数 |
---|---|---|
30万円以下 | 借入残高×3.61%(1000円未満切り上げ) | 36回以内 |
30万円超~100万円以下 | 借入残高×2.53%(1000円未満切り上げ) | 60回以内 |
100万円超 | 借入残高×1.99%(1000円未満切り上げ) | 80回以内 |
借り入れ後残高 | 返済金額 | 返済回数 |
---|---|---|
10万円 | 4000円 | 32回 |
20万円 | 8000円 | 32回 |
30万円 | 1万1000円 | 36回 |
40万円 | 1万1000円 | 53回 |
50万円 | 1万3000円 | 58回 |
60万円 | 1万6000円 | 56回 |
70万円 | 1万8000円 | 59回 |
80万円 | 2万1000円 | 57回 |
90万円 | 2万3000円 | 59回 |
100万円 | 2万6000円 | 58回 |
すでに具体的な借入希望額が決まっているという場合は、以下のシミュレータを使ってみてください。
プロミスの自動契約機まとめ
- プロミスの自動契約機は非常に便利なサービス
- 日本全国に設置されており、手数料無料で使うことができる
- わからないことがある場合は質問しながら手続きすることも可能
- 申し込みにあたっては本人確認書類と収入証明書類が必要
- 自動契約機ではカードの再発行などもできる
自動契約機はまちなかで使える便利なサービスです。他の申込方法に抵抗があるという方には非常におすすめですので、一度使ってみてください。