スルガ銀行カードローン・リザーブドプランの申し込み資格は?
静岡県沼津市に本店を置くスルガ銀行のカードローン・リザーブドプランは、利用限度額が最高800万円、金利は年3.9%~14.9%という地方銀行カードローンです。
リザーブドプランの特徴は、来店不要のWEB完結で全国から申し込めること。スルガ銀行の口座開設も不要で申し込めるなど、地方銀行カードローンとしては魅力の詰まったキャッシングサービスとなっているところでしょう。
申し込み資格は幅広い!70歳まで申し込める!
リザーブドプランは、満20歳以上~70歳までの安定した収入のある方なら申し込めるカードローンです。
最近では、多くの銀行系カードローンで、70歳前後までの申し込みが可能となっていますので、このあたりの基準はほぼ標準的と考えていいでしょう。
専業主婦も申し込める!基準は柔軟性が高い!
リザーブドプランは、パートやアルバイトなど、非正規雇用の方も申し込むことができますし、専業主婦も申し込みOKとなっています。銀行の判断によって、専業主婦は申し込むことのできないカードローンも結構多いものですから、これは嬉しいポイントとなりますね。
もちろん、専業主婦の方が申し込む場合は、配偶者に安定した収入のあることが必要です。申し込みの際には、勤務先の欄に配偶者の勤務先を記入しなければなりません。
ココに注目!勤続年数が問われない!
通常、カードローンの審査の現場では、勤続年数というのは審査通過に大きく影響します。もちろん、長ければ長いほど審査には有利に働きます。できることであれば、最低でも1年ほどの勤続年数というのは満たしておきたい基準のひとつでしょう。
しかし、何らかの事情によって勤続年数が短い人も多いはずですよね? しかし、安心しましょう。リザーブドプランなら勤続年数1年未満であっても申し込みOKなのです。
これまで勤続年数がネックとなってカードローンの申し込みを躊躇していた方も、リザーブドプランなら気にせず申し込むことができます。
20歳以上でも学生は事実上難しいというのが実情!その理由とは?
リザーブドプランで気になる点となるのが、「学生はOKなのか? それともNGなのか?」という点です。実際、多くのカードローンでは、学生OKかNGかということが公式サイトなどにもちゃんと記載されていたりもするものですが、リザーブドプランの公式ページにはそうした記載がありません。
Tポイント付きリザーブドプランは学生NG!通常のリザーブドプランは?
リザーブドプランには、Tポイントを紐付けて利用できる「Tポイント付きリザーブドプラン」というものもあります。このタイプのリザーブドプランもスペックや申し込み資格は通常のリザーブドプランと同じですが、学生の申し込みはNGとなっています。
また、リザーブドプランはVISA機能を付帯させることもできますが、その場合も学生の申し込みはできません。仮にVISA機能を付帯させずに申し込めばいいのでは? という疑問も湧くかもしれませんが、その場合でも難しいと考えられます。
VISAデビットは学生OKなのにVISA付帯のリザーブドプランはNG
まず、スルガ銀行ではVISAデビットカードを扱っていますが、こちらは学生でも申し込みOKとなっています。リザーブドプランに付帯させることのできるVISA機能も、事実上はカードローン版のデビットカードといったような位置づけとなりますので、そもそもリザーブドプランが学生OKであれば、VISA付帯のリザーブドプランであっても申し込みが可能なはずです。
VISAデビットカードはグレー。リザーブドプランVisaカードはブロンズ
なぜなら、VISAデビットは審査自体がほぼ無いに等しいものですから、その仕組みに準じたものとなっているVISA付帯のリザーブドプランは学生NGで、通常のリザーブドプランは学生OKということには一概には言えないのです。従って、学生の申し込みはやや厳しいと考えておいた方が確実です。
記載されていない=申し込み資格がないと考えましょう!
一見すれば、「学生については特に書かれていないからOKだろう」と思ってしまいがちですが、それなら専業主婦に関する記述がなくてもいいはずです。しかし、リザーブドプランでは学生について記載はありませんが、専業主婦についてはしっかりと記載があります。
つまりこれは、暗に「学生NG」を指している可能性が極めて高いことになります。アルバイトをしていればOKという見方もできますが、それとて必ずしも保証できるものではありません。できれば、学生の場合は堂々と「学生OK」と謳っているカードローンへ申し込んだ方がおすすめです。
年金受給者も年金のみで生計を立てている場合はNGの公算が高い!
また、これは年金受給者に関しても同じことが言えます。70歳まで申し込みが可能ではありますが、年金のほかにアルバイト等で収入が無ければまず審査通過は望めない可能性があります。
リザーブドプランの申し込み資格は、あくまでも、パート、アルバイト、専業主婦の範囲内でなければならないということは知っておいて損はないでしょう。
リザーブドプランの申し込みの流れ
リザーブドプランの申し込みはWEB完結が可能です。パソコンやスマホから申し込みを行えますので、通勤中の電車の中からでも、旅行先からでも手軽に申し込みができます。
審査は3段階!まずはスピード仮審査から!
リザーブドプランの審査は3段階に分かれています。通常のカードローンでは、申し込み後に仮審査を行い、その後本審査を行うという流れですが、リザーブドプランでは、まずスピード仮審査を行い、それに通過すると仮審査→本審査という流れになります。
スピード仮審査というのは、俗に言うコンピュータ審査のようなもので、申し込み後の早いタイミングで審査結果がメールで送られてきます。また、本審査通過後の契約手続きが12時までに完了すれば、即日融資にも対応してくれます。
500万円までなら収入証明書不要!本人確認書類はスマホや携帯でアップロードできる!
限度額500万円以下であれば、収入証明書の提出は不要です。気になる本人確認書類の提出も、スマホや携帯から簡単にアップロードできます。郵送等の手間も無いので、書類提出もスピーディに完了します。
保証会社は3社!うち2社は関連会社です!
リザーブドプランの保証会社は、大手信販会社のオリエントコーポレーション、そして消費者金融のダイレクトワンとスルガ銀行関係の保証業務を行っているスルガ・キャピタルの3社が務めています。
保証会社はオリコとダイレクトワン、スルガ・キャピタルの3社
オリエントコーポレーションは通称オリコという愛称でよく知られていますよね? オリコは比較的シビアな審査を行うことでも知られていますが、恐らく、まずはオリコで審査を行い、オリコで審査に通らなければ、ダイレクトワンやスルガ・キャピタルによる審査が行われるという流れになるでしょう。
ダイレクトワンは昔はニコニコクレジットでした
ちなみに、ダイレクトワンもスルガ・キャピタルもスルガ銀行と同一のグループ企業ですので、オリコの審査に比べると審査には通りやすくなります。
ダイレクトワンは、その昔、ニコニコクレジットという名前の消費者金融でした。恐らく聞いたことがあるという方も多いでしょう。現在ではダイレクトワンという名前に変わり、スルガ銀行の子会社となっています。
エポスカードが保証会社になっているタイプもあります!
スルガ銀行カードローンには、通常のリザーブドプランのほかに、先にも紹介した「Tポイント付きリザーブドプランカード(Tリザーブ)」と、「リザーブドプランカード(エポスカード保証)」というタイプがあります。
Tリザーブは、スルガ・キャピタルの1社のみが保証会社を務めており、エポスカード保証タイプは、文字通り、クレジットカードでお馴染みのエポスカードが保証会社となっています。
リザーブドプランは土日でも審査してくれるの?
昼の12時までに契約が完了すれば最多即日審査回答&即日融資も可能ですが、平日ならばともかく、土日の場合はどうなのでしょう? この点も結構気になりますよね?
土日業務はお休み!審査は翌営業日に持ち越されます!
言わずもがなですが、銀行の業務は土日休みとなります。これは、スルガ銀行に限らず、ほとんどの銀行に言えることでもありますよね?
そのため、土日に申し込んだ場合は、審査は翌営業日まで持ち越しとなりますし、例えば金曜日に申し込んでも審査が長引いてしまえば、その場合も翌営業日以降の審査回答となります。
まとめ|リザーブドプランの審査基準は一般的な銀行並み
リザーブドプランは、専業主婦でもOKですし、勤続年数が1年未満であっても申し込めるところは柔軟性の高さを感じますが、審査基準そのものは決して他行を圧倒するほどではありません。
属性が低い人にとっては若干ハードルが高め
全国から申し込める地方銀行のカードローンの中には、比較的低属性でも審査に通過できたという声も多く聞かれますが、リザーブドプランはそこまで低い審査基準とはなっていません。
申し込み資格を満たしていなければならないことは言うまでもありませんが、他社借入が多かったりすると、あっさり審査落ちしてしまうことも十分にあり得ますので、申し込みには十分な注意を払いましょう。