銀行カードローンの審査!在籍確認の電話連絡が怖い人も多いです
実際には銀行カードローンの審査で行われる在籍確認の電話連絡は拍子抜けするほど簡単です。中身もあっさりしており、確認の電話も1分程度で終わります。掛けてくるのは担当者の個人名なので、職場バレも心配ありません。この点について詳しく説明していきます。
安心のネームバリューで人気の銀行カードローンはメリットの大きいキャッシングサービス
銀行カードローンのメリットは、1枚持っておけばいざという時にの出費にも慌てず対処することができますし、コンビニATMなどの提携ATMから手軽に利用できるため、借入や返済もしやすいという点です。
趣味や資格などの自分磨きのため、また飲み会など友人や同僚との付き合いでちょっとしたお金が必要なときから旅行などまとまったお金が必要なときまで、あらゆるシーンで頼れるアイテムとして人気です
限度額が大きく低金利の銀行カードローン!審査で在籍確認は行われる?
カードローンの中でも人気の高いのが銀行カードローンです。銀行カードローンは総量規制(※)の影響を受けないため借入できる金額も消費者金融より多く、しかも低金利で利用できますし、何より「銀行」という圧倒的なネームバリューによって、どことなく安心を感じる点も人気の秘密です。
しかし、カードローンには審査があり、審査があるということは在籍確認があるということに直結します。なぜなら、審査において在籍確認はとても重要なものだからです。したがって、銀行カードローンであっても消費者金融であっても、在籍確認は必ずと言っていいほど行われるものなのです。
※・・・総量規制とは?
貸金業法において、「年収の1/3を超えた融資はしてはいけない」というルールがあり、これを総量規制と呼びます。消費者金融や信販系カードローン、クレジットカードのキャッシング枠になど、いわゆる貸金業者に適用されるルールです。
貸金業者というのは、個人向けサービスに特化した組織であり、企業向け融資や為替業務なども行っている銀行は貸金業者ではありません。銀行は貸金業法ではなく銀行法という別の法律に沿って運営されているため、総量規制は関係ないのです。
銀行カードローンの審査が不安!なぜ在籍確認の電話連絡があるの?
在籍確認というのは、勤務先の職場へかかってくる確認の電話のことです。本当にその会社へ勤務しているのかどうかを確認するのが目的なわけですね。わざわざ勤務先にまで電話がかかってきてしまうわけですから、会社にバレてしまわないか不安を抱き、カードローンへの申し込みに躊躇してしまう人も多いようです。
在籍確認は本人確認と同様に、申込者の信用を図る上で重要なものです。申し込み内容となっているかどうかを確認することで、お金を貸すに値するかどうかを判断しているのです。すべては返済能力に関わってくることですので、「在籍確認はしないで!」 というわけにもいかないのです。
銀行カードローンの在籍確認はどのように行われる? 在籍確認は審査のどの段階?
在籍確認は必ず行われるものです。審査の一環であり、それが重要な地位を占めるものである以上、在籍確認なしで審査通過することはほぼないと考えておいた方が確実です。避けられない以上は在籍確認があるという事実を受け入れなければなりません。
そこで気になるのが、「在籍確認はどのように行われるのか?」ということでしょう。やはり、勤務先に電話がかかってくる以上はカードローンへ申し込んだことがバレてしまうのか? それともバレない方法があるのか? この辺りについて解説していきましょう。
審査段階で在籍確認必須の銀行カードローン! その内容とは一体どんなもの?
先にも述べていますが、在籍確認とは申込書に記載した勤務先が正しいかどうか、電話で確認することです。ただし、そう簡単に会社にバレてしまうことはありません。まぜなら、在籍確認はほぼ担当者の個人名によって行われるからです。
例えば、申込者が田中さんで、担当者が鈴木さんだとすると、「鈴木と申しますが、田中さんはいらっしゃいますか?」と尋ねるだけです。銀行名を名乗ることは、現在ではほぼ行われていません(※)。そのため、簡単に会社にバレてしまう心配はありません。
※・・・信金や信組などは組織名を名乗ります
現在では、銀行カードローンの在籍確認はほぼ担当者の個人名によって行われますが、一部の地方銀行や信用金庫、信用組合などでは行名や組織名を名乗ります。
たいていの場合は、ホームページなどに「担当者の個人名でお電話をさせていただきます」といったことが書かれているので、事前チェックしておくのもおすすめです。
銀行カードローンの在籍確認は本人がその場になければダメなの?外勤の場合はどうすればいい?審査落ちしやすいの?
勤務先に在籍確認の電話がかかってくるということは、「本人もその場にいなければならないの?」という疑問も湧いてしまうかもしれません。たしかに、本人が本当にその会社へ勤務しているかを確認するための電話ですので、そうした不安を抱くのも当然と言えば当然です。
しかし、会社勤めとはいえ、その形態は様々です。内勤の人もいれば外勤の人もいます。内勤であればいつでも社内にいることができますが、外勤であればなかなかそうはいきません。でも安心してください。在籍確認は本人がその場にいなくてもOKなのです。
在籍確認は本人不在でもOK!担当者の個人名なのでバレることなく銀行カードローンを利用できる!
仮に、申込者本人が会社におらず電話に出ることができない状況でも、応対した会社の人間が「○○は席を外しております」などと返事をすれば、それで在籍確認が取れてしまうのです。審査に悪影響を与える心配もありません。
なぜなら、もし本人がその会社に勤めていないのであれば、「そのような者は弊社にはおりません」とか、「○○はすでに退社しております」というニュアンスの返事になるからです。
在籍確認の電話は怖くない! 職場バレの心配もほぼありません。
「在籍確認=会社に電話がかかってくる」と考えると深刻に考えてしまいがちですが、その中身はと言えば結構あっさりとしたものなのです。本人がその場に居合わせたとしても、「確認のお電話なのでこれで結構です」というだけで済みますし、何か聞かれるとしても、本人確認のための生年月日や携帯電話番号等だけです。実際の時間は1分にも満たないほどです。
またクレジットカードの審査などでも職場への電話連絡はあるため、必ずしもキャッシングと結びつけるとは思えません。
銀行カードローンの審査に必要な在籍確認は3パターン!それぞれの特徴を把握しておこう!
銀行カードローンの在籍確認は、担当者の個人名で電話してくることが一般的になりつつありますが、細かく分けると3つのタイプに分類できます。
担当者の個人名 | 申込者のプライバシーに配慮し、最近では担当者の個人名による在籍確認が増えている |
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銀行名や団体名を名乗る | 地方銀行の中には、今なお行名を名乗って在籍確認するところもある。信金や信組は高い確率で団体名を名乗る |
個人名か銀行名かを選べる | 銀行カードローンの中には、在籍確認の際に担当者の個人名を名乗るか銀行名を名乗るか選択することのできるものもある |
現在主流となりつつあるのは、1番目の「担当者の個人名」です。しかし、中には3番目のように、個人名か銀行名かを選べるものも少数ながらあります。こうした特徴を把握しておくと便利ですし、こうしたこともホームページなどにしっかりと記載されていますので、在籍確認が不安であれば事前チェック必須です。
在籍確認が行われるということはほぼ審査通過間近! 審査落ちの人には在籍確認が行われケースは少ない
在籍確認が行われるということは、審査上、通過間近だと考えて差し支えありません。もし信用情報等が原因で審査通過が難しい状況であれば、わざわざ在籍確認をする必要がないわけです。在籍確認の段階まで審査が進んでいるのであれば、審査通過も目の前に迫っていると考えましょう。
銀行カードローンの審査で在籍確認をしないケースってあるの? あるとしたらどんなケースがあてはある?
在籍確認自体の中身は意外とあっさりしたものではあるものの、それでも在籍確認はない方がいいという本音もありますよね? 実際、消費者金融の中には指定された書類を提出することで在籍確認の代わりとしてくれるところもありますので、それを考えると銀行カードローンでもそうしたシステムがあってもよさそうに感じます。
しかし実際のところ、銀行カードローンの中で在籍確認の代わりに必要書類を提出すればOKといったようなシステムを設けているところはありません。原則として、在籍確認が行われるのは必須ですし、それを回避する明確な方法というものはありません。
銀行カードローンでは「在籍確認をする場合もある」という表記が多数! 審査で「在籍確認をしない場合もある」ということ?
原則として、在籍確認を回避する方法はありませんし、審査で在籍確認をしないようにしてもらうことも不可能です。しかし、多くの銀行カードローンでは在籍確認について、「お電話をさせていただく場合がございます」という風に記載されています。これを逆に捉えれば、「しない場合もある」という風に受け取ることもできます。
事実、銀行カードローンへ申し込んで在籍確認が行われなかったという体験談もありますので、銀行カードローンに関しては、「在籍確認するケースとしないケース」の2パターンがあるということになります。もし本当に在籍確認しないケースがあるのであれば、それは一体どういうケースがあてはまるのでしょうか?
銀行カードローンの審査で在籍確認が行われないケースとは!? ポイントは給与受け取り口座!
在籍確認が行われるということは、申込書に記入した勤務先に、本当に本人が勤務しているのか? ということを確認するためです。つまり、在籍確認の電話をするまでもなく本人がその会社に勤務していることさえ分かれば、そもそも在籍確認すら不要ということになります。
仮に、A銀行カードローンという商品へ申し込む場合、A銀行の口座を持っており、かつその口座が給与受け取り口座であったとしたらどうでしょう? 在籍確認をするまでもなく、銀行側で勤務実態を把握することができますよね? そうしたケースに限り、在籍確認が行われないことがあるのも事実です。