キャッシングを利用するのはどんな時?
誰にでも急な出費というのはあるものです。例えば友人の結婚式や、どうしても断れない人との付き合い、今買っておかないと後悔する物との運命的な出会い、はたまた恋人の誕生日をうっかり忘れてプレゼントをまだ買ってない!なんて時など、人の数だけお金が急に必要になる場面というものはあると思います。
困ったときに誰からお金を借りる?友人?それとも…?
そんな時にあなたならお金をどう工面しますか?貯金がある人はそれを止むを得ず切り崩すかもしれません。それとも日雇いのバイトをしてなんとかその場をしのぐ?
でも本当に切羽詰まってて、しかも今すぐにお金が必要だ、という時、親しい仲の知人にお金を借りようと思ったことありませんか? でも誰かにお金を借りるのってすごく気まずいですよね?
友達からお金を借りるのはおすすめできません
もしかしたらあなたがお金に困った時に、あなたを信用してお金を貸してくれる友人がいるかもしれません。でも、お金を貸してくれる友達はたいていあなたと同じように生活に困ってたりします.
実際、お金を稼ぐことはとても大変で、あなたにお金を貸してくれる人だって、お金に困っていないわけではないはずです。付き合うレベルが同じであれば、毎月の収入というものは誰しもそんなに変わりません。
お金を借りて友情を壊す、そんな例もよくあります
お金の貸し借りがきっかけで修復できないほどの関係に陥ってしまうことなんてよく聞く話です。お金の問題というのは人間関係においてはとてもシビアなものでもあるわけです。
気持ちよく貸してくれたとしても本心では気持ちのいいものではありませんし、頼むのにも勇気が必要です。そしてそうしたピンチの時の選択肢として、ビジネスとしての「キャッシング」という手段があるわけです。
キャッシングでビジネスライクにお金を借りよう
銀行や消費者金融からお金を借りるということに初めは戸惑うかもしれません。踏み入れてはいけない一歩を踏み出すような感覚に襲われたとしたら、その感覚は正しいです。今までに無かった経験なのですから。でも、一旦その気持ちを置いて冷静に考えてみましょう。
キャッシングに戸惑う気持ち、不安な思いは間違ってない
キャッシングを利用してお金を貸してくれる会社はお金を貸すのが仕事です。親切心でやっているわけではありません、ビジネスです。お金を貸すことで利益を得ていますし、キャッシング利用者はお客様です。なので丁寧に接してくれますし、お金を扱うプロなのでしっかりとした知識の上で相談に乗ってくれます。いまはサラ金が債権者を追いつめていたバブルの頃とは違うのです。
貸金業法が完全に施行されてから業界は健全化しています
過去には行き過ぎた貸し付け、取り立てによる多重債務、自己破産など、暗いイメージがつきまった消費者金融業界ですが、その暗い過去もあって今では国が法律によって利用者を守っています。貸付金利は以前の29.2%から最大20.0%まで引き下げられ、貸付の総額は利用者の年収の3分の1までとなりました。これが良く聞く総量規制です。
賢く借りてしっかり返す!キャッシングはビジネス上のやりとりです
貸りたお金が返せないというのは双方にとってあってはいけないことです。貸す側としては貸したお金を何としてでも取り戻さなければいけません。なので貸す側もちゃんと返せる範囲でしかお金を貸してくれません。
キャッシングは貸金業法のルールのもと、しっかりコントロールされています。あなたも返済プランをしっかり立ててキャッシングを利用すれば、キャッシングはとても便利で力強い味方になるのです。
キャッシングを利用するメリット
先にも述べましたが、人からお金を借りるのは大変なことです。頼んでその日にすぐお金を貸してくれる人なんて、そうそういるものではありません。しかしキャッシングを利用すれば、申し込みから最短で当日中にお金を借りることができます。
「スピード」が速い!当日申し込みで即日融資も一般的
キャッシングのメリットの一つはその「スピード」です。申し込んでその日に借りられる金融機関も数多く存在します。特に消費者金融がスピードを強調していますが、最近では有力な銀行カードローンも即日融資をうたうようになってきました。お金を貸してくれる人を探すより、よっぽど手っ取り早く合理的です。
「気軽に」借り入れしやすい!キャッシングは「便利」な借り入れ法
二つ目のメリットは「気軽さ」です、以前は金融機関の窓口や無人契約機を利用しなければいけなかったりと不便な部分も多くありました。
ところが最近のキャッシングはずいぶん手軽になりました。今ではコンビニのATMやインターネットからでも振込融資で借りられます。本来大変な作業であるはずの借金をここまで気軽にできるサービスは他にはないかもしれません。
「プライバシー」が保護される!
三つ目のメリットは「プライバシー」です。誰か人にお金を借りれば当然、その借りた当人やその親しい方にはお金に困っていることを知られてしまいます。さらに何度もお金を借りれば、その人のあなたへの評判が良くなるわけがありません。
しかしビジネスライクにキャッシングを使うのであれば、自分のプライバシーは守れますし、しっかり返済すれば誰かに迷惑をかけることもありません。延滞して迷惑を被るのも友人では無く、あなた自身です。甘えが無くなってその分、良いという面もあります。
キャッシングを利用するデメリット
一方でキャッシングにはデメリットもあります。最大のデメリットはその「スピード」と「気軽さ」かもしれません。こういうと言葉遊びに聞こえるかもしれませんが、審査さえ通ればその日のうちにお金が借りられてしまうというのは、ある種、危険なのです。
「気軽」で「スピードが速い」からこそ「危険」というデメリット
いつでもどこでも気軽にすぐに現金が手に入る、という気軽さが、時にデメリットになり得ます。つまり、簡単にお金が借りられるので、ついつい借りすぎてしまうのです。
キャッシングに関する規律が以前より厳しくなり、利用者が破綻しないように考慮されてきているとは言え、返済プランも無くお金を借りれるだけ借りたら破綻するのは当たり前です。
キャッシング地獄にはまる人は借金が癖になってしまった人
気軽に借りれるので、ちょっとしたことでキャシングをするのが癖になってしまい、お金を借りているという意識さえ薄くなり気がつけば大量の借り入れ、その返済に日々追われるというケースも多いのです。
このような状況になってしまった人は次に何をするか、今度は別のキャッシング会社からお金を借りるのです。お金を借りてはキャシング会社の返済に充てる、そういう自転車操業を繰り返し、いつの間にかどっぷりと多重債務の状態に陥ってしまうのです。
多重債務者に転げ落ちるまではあっという間!いつしかヤミ金の前に
この悪循環が続くと最終的に普通の消費者金融では借りられる所がなくなり、ついには「闇金」に手を出してしまい法外な金利を請求されて、返済できず取り立てに追われる、というのは何も漫画の中だけの話ではないのです。
返済が滞れば「ブラックリスト」入り!信用情報が傷つく
もうひとつのデメリットはキャッシングを利用した場合、利用者の情報が信用情報機関に登録されるという点です。これはプライバシーの問題ではなく、利用者がちゃんと返済能力があるかどうか信用の問題です。
つまり一度でも返済が滞ればこの人は借金をちゃんと返せない人という記録が残ってしまい、もし今後他の金融期間でお金を借りたい、ローンを組みたい、といった場合に非常にマイナスな情報として記録されてしまうのです。
大切なのは自分の返済能力を超えた借り入れをしないこと!
キャッシングはとても気軽にお金が借りられる便利なサービスです。ですからつい自分の返済能力を超えた額の借り入れをしてしまう恐れがあります。そこで「幾ら欲しいか」ではなく「幾らまでならちゃんと返せるか」という思考の切り替えが必要であり、この日までに幾ら収入があるという確実な目処を元に返済プランを作ることが大切です。
必要な時に、必要最低限の分だけ借りて、基本的には翌月にはちゃんと返すという心がけがなによりも大切です。
覚えておきたい「繰上げ返済」のメリット
返済を分割で行う場合、毎回の返済金額を大きくしてしまうと毎月苦しいし、金額を減らせばその分利息は増えるし、とジレンマのように見えますがこの二つの要件にうまく折り合いをつけるのが重要です。
余裕のある返済回には返済金学を大きくし、返済回数を減らそうというのが繰上げ返済です。余裕のない時には、契約した返済金額だけを支払えばいいのです。月々の返済金額を低めに設定しておけば毎月の精神的負担も減ります。
低めに設定した毎回返済金額と繰上げ返済をうまく併用すれば、借金の完済プラス支払う利息の総額も減らせます。借金は返せる時に返しておくように心がけましょう。