バンクイックでお金を借りる前に知っておきたい注意点とデメリットまとめ

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バンクイックの返済手数料を計算!

バンクイックを利用、及び返済する際の注意点を徹底解説

比較サイトで人気ランキング1位を取り続ける三菱UFJ銀行の優良カードローン「バンクイック」。ネット上にも良い評判がたくさんありますが、一方で利用にあたっては注意点があるのもまた事実。この点を疎かにすると、無駄な利息や遅延損害金を払うことになってしまいます。

今回の記事ではより低い金利で審査に通り、しかも安全に返済する上で抑えておきたい「注意点」を解説しています。バンクイックで借りようとしている方必見の内容となっています。

バンクイックってどんなカードローン?

バンクイックは三菱UFJ銀行が提供するカードローンです。金利は銀行カードローンとしては平均的な数値ですが、三菱UFJ銀行の口座なしでも借りられる、返済期日を指定できるなど、様々なメリットがあることから、根強い人気を誇っています。

大手価格比較サイトでも長期に渡りカードローン人気ランキングで1位を獲得していることからも、その質の高さが伺えます。

バンクイックの商品概要

  • 金利:1.4%~14.6%
  • 借入限度額:10万円~最大800万円
  • 即日融資:不可能
  • 無利息期間:なし
  • 申込方法:インターネット、テレビ窓口(自動契約機)、電話
  • 借入方法:ATM、口座振込
  • 返済方法:自動支払(口座引落)、ATM、指定口座へ振込
  • 返済期日:指定日or35日以内ごと
  • ATM手数料:無料

バンクイックを利用するべき「4つの理由」とは?

バンクイックは他の銀行のカードローン、あるいは消費者金融のカードローンと比べても、何かとメリットが多い商品です。その中でも特に大きなもの、すなわちバンクイックを使うべき理由は以下の4つです。

バンクイックは審査スピードが早い!

バンクイックの最大の魅力は、審査スピードが早いことです。銀行カードローンは金利が低い代わりに審査に時間がかかるので使いづらい、というイメージをお持ちの方は多いかと思いますが、バンクイックはその範疇に当てはまりません。特に与信などに問題がなければ、おおむね2~3日で審査が終了します。

「即日融資はできないの?」はい、残念ながら、バンクイックでは即日融資には対応していません。ただ、それは他の銀行も同じです。2019年6月現在、即日融資に対応している銀行は1つもありません。全国銀行協会(銀行が所属する業界団体)がそのような方針を定めたためです。

バンクイックは即日融資ではないものの、銀行カードローンの中ではかなり審査は早いほうです。即日である必要はないけれど、やっぱり早いに越したことはないという方には大いにおすすめできます。

三菱UFJ銀行の口座がなくても借りられる

銀行カードローンの中には、その銀行の口座を持っていないと利用できないものも多いのですが、バンクイックは三菱UFJ銀行の口座がなくても借りられます。

「平日は口座なしでOKだが土日祝日は必要」という銀行も少なくない(楽天銀行やオリックス銀行などが該当)のですが、バンクイックは曜日にかかわらずいつでも口座扶養で利用できます。これは当たり前のようで結構珍しいメリットであり、バンクイックを選ぶ理由となりえます。

バンクイックは返済期日を指定できる

バンクイックでは返済日を「返済日を指定する」「35日以内ごとに返済する」の中から選ぶことができます。おすすめは「返済日を指定する」です。給料日の直後に自動支払(口座引落)されるように設定しておけば、返済日になってお金が用意できなくなることもありません。

返済日が自由に選べない(予め1つに指定されている、いくつかの中から選ぶ)ものも多い中で、この自由度の高さは特筆に値すると言えるでしょう。

バンクイックは提携ATMが多い上に手数料無料

バンクイックでは借り入れ及び返済にATMを使えます。対象となるATMは三菱UFJ銀行のATM、及びセブン銀行ATM、ローソンATM、E-net(ファミリーマート)です。3代コンビニのいずれも対応している上、借り入れ・返済時の手数料はともに無料というのは大きなメリットです。

三菱UFJ銀行 店舗ATM検索
セブン銀行ATM検索
ローソンATM
E-net

メリットだけではない!バンクイックのデメリット

バンクイックは前述の通り様々なメリットがある優れた銀行カードローンではありますが、一方でデメリットも存在しています。主なデメリットは以下の2点です。

バンクイックの金利は平凡

バンクイックの金利は1.4~14.6%です。利用限度額と、個人の与信に応じて決まります。基本的には利用限度額が高いほど、また与信が優秀なほど、金利は低くなります(この仕組は他の銀行のカードローンでも同様です)。

利用限度額と借入金利の関係性
利用限度額 適用される実質年利率
~100万円 年13.6%~14.6%
110万円~200万円 年10.6%~13.6%
210万円~300万円 年7.6%~10.6%
310万円~400万円 年6.1%~7.6%
410万円~500万円 年4.6%~6.1%
510万円~600万円 年4.1%~4.6%
610万円~700万円 年3.6%~4.1%
710万円~800万円 年1.4%~3.6%

多くの人は銀行カードローンで総多額の借り入れはしないでしょうし、そもそもできないでしょうから、必然的に上限金利に近い金利が適用されることになります。

「カードローンの金利は下限ではなく上限で比較すべき」と言われるのはそのためです(下限金利に近い金利で借りられる人は殆どいません)。

上限金利14.6%というのは、銀行カードローンとしては平均的な数値であり、はっきり言えば優秀とは言えない数値です。もちろん、特別悪い数字でもないですし、消費者金融と比べれば低いですが、何を差し置いてでもまずは金利の低さが最優先という方にはあまり向いていないでしょう。

参考資料:主な銀行カードローンの上限金利比較
銀行 上限金利(年率)
りそなカードローン 年12.475%
ソニー銀行カードローン 年13.8%
みずほ銀行カードローン 年14.0%
楽天銀行スーパーローン 年14.5%
横浜銀行カードローン 年14.6%
東京スター銀行カードローン 年14.6%
バンクイック 年14.6%

テレビ窓口が24時間対応ではない

前述の通り、バンクイックの申込み方法の1つに「テレビ電話窓口」があります。テレビ電話窓口とは要するに自動契約機のことですが、こちらは営業時間が定めらており、24時間いつでも申し込めるわけではありません。営業時間は平日が9時~20時、土・祝日が10時~18時、日曜が10時~17時です(※曜日・支店によって、テレビ窓口の営業時間は異なります)。

ただ、インターネットならば24時間いつでも申し込みできますし、そもそも自動契約機はインターネットからの申込みが難しい人のためのものであることを考えると、この記事を読めている方にはあまり関係のない話かもしれません。

バンクイック申込時の3つの注意点とは

バンクイックのメリットとデメリットはわかった、さあいよいよ申し込みだ!……少々お待ちください。何も対策を練らないまま申し込んでしまうと、審査に落ちたり、時間がかかったり、あるいは金利が高くなってしまったりするかもしれません。ここからは

  • より短い審査で
  • より低い金利で
  • 周囲に気づかれないように

借りる上でチェックが欠かせない、3つの注意点について解説いたします。

特にこだわりがない場合は申込はインターネットから行おう!

前述の通り、バンクイックの申込み方法には「インターネット、テレビ窓口(自動契約機)、電話」がありますが、よほどこだわりがある場合を除いては「インターネット」をおすすめします。理由は簡単で、この方法が最も審査が早く終わりやすいからです。

テレビ窓口はそれがあるところまで行くのが面倒です。電話は込み合う可能性がある上、郵送で審査結果が送られてくるため、家族と同居している場合には周囲にバレてしまう可能性が高まります。

ただ、テレビ窓口には「オペレーターと話しながら手続きができる」というメリットがあります。全部自分で判断しなければならない(別に難しいものではありませんが)インターネットでの申込みがどうしても不安だという場合は、こちらを利用してもいいかもしれません。

希望融資額は少なめに設定する

申込みの際には希望融資額を問われますが、その際の金額はなるべく少なく、できれば30万円程度までにとどめておくことをおすすめします。「借り過ぎると返せなくなる可能性が高まる」、というのも理由に当てはまりますが、それ以上に「希望融資額を高くすると、審査に時間がかかったり、審査に落ちたりする可能性が高まる」というのが大きいです。

バンクイックは原則として、希望融資額が50万円を超える場合は収入証明書(所得証明書、源泉徴収票、確定申告書など)が必要となります。また、50万円以下の場合であっても、その他の条件次第では求められるかもしれません。収入証明書を用意するのは単純に時間がかかります。面倒を避けるためにも、初回は30万円以下で申し込みましょう。

在籍確認に予め備えておく

銀行カードローンを利用する際には、在籍確認という作業に応じる必要があります。在籍確認は「申込者が本当にその職場に在籍しているかを確認する行為」のことで、通常は銀行が職場に電話をかけるという方法で行われます。本人が出るか、もしくは他人が出ても在籍が確認できる言葉(「ただ今席を外しております」)などと返ってくればOKです。

「職場に電話を掛けられるのはまずい!カードローンの利用がバレる」と思われるかもしれませんが、銀行側が「これはカードローンの在籍確認の電話です」などと言うことはありません。仮に職場の人間になぜ突然銀行から電話がかかってきたか不審がられても「クレジットカードの在籍確認だった」「投資信託のお誘いだった」とでも言っておけばまず乗り切れるでしょう。

問題はむしろ在籍確認がきちんと完了できるか、ということです。在籍確認が終了しないと審査が終わりません。誰も電話に出なかったり、あるいは出た人があなたの存在を知らずに「そのようなものは居りません」と返事したりしてしまうと、後日に回されてしまいます。

在籍確認のコツはいくつかありますが、特に重要なのは「在籍確認には代表番号を使う」ことです。在籍確認は外部にも知られている番号でないと行えないためです。会社の内部にしか知られていない部署ごとの直通番号は原則としてNGです(直通番号が外部に公開されている場合はそちらでもOK)。

派遣社員の場合は、原則として派遣先(人材会社)の電話番号を使います。銀行側が知りたいのは、あなたがどこに所属しているかだからです。ただ、派遣会社には多くの人が登録しており、担当者といえどもすべての人材を把握しているわけではないので、在籍を即答できない可能性もあります。その場合は派遣先に電話を掛けてもらうことになります。

どちらを教えればいいか不安、という場合は、に三菱UFJ銀行に予め確認しましょう。

個人事業主の場合はオフィスを構えている場合はそこの電話番号を教えればいいですが、自宅で仕事をしているなどの理由でオフィスを持たない場合は自宅の電話を使います。ただ、自宅に電話をかけるだけではその人が事業を行っていることが証明されないため、通常は確定申告書や請求書、領収書などを合わせて求められることになるでしょう。

なお、年収などの他の条件が同じと想定した場合、審査通過率は「正社員>派遣社員>個人事業主」となります。個人事業主は安定した収入がない以上、どうしても不利になりがちです。

バンクイック返済時の3つの注意点とは

カードローンは借りる前ではなく、借りてからが本番です。借りられないことよりも、返せなくなる、あるいは返すのを忘れることのほうが遥かに問題です。個々では返済時の注意点を3つ解説いたします。

返済方法は自動支払がおすすめ、使えない場合はEメールサービスを使う

バンクイックの返済方法には前述の通り「自動支払(口座引落)、ATM、指定口座へ振込」がありますが、基本的には自動支払(口座引落)をおすすめします。自動支払(口座引落)とは文字通り、支払日に自動で口座からお金が引き落とされるサービスです。能動的に支払わなければならない他の方法と違って、自動で支払われるため、ついうっかりに寄る延滞がなくなります。

ただし、自動支払サービスを利用するためには、三菱UFJ銀行の口座が必要です。口座がなく、作りたくもないという場合は他の支払い方法の中か選ぶことになりますが、その場合はEメールサービスの利用をおすすめします。

Eメールサービスは、返済日の3営業日前、および返済を忘れを起こした場合にメールが送られてくるサービスです。うっかりミスを防ぐためにも、必ず登録しておきましょう。

カードローン「バンクイック」Eメールサービス

返済日は指定日がおすすめ、35日では忘れやすい

バンクイックは返済日を「指定日(毎月決められた日が返済日になる)」もしくは「35日ごと(返済日の35日後が返済期限になる。返済日よりも前の日に返しても良い)」から指定できます(返済方法が自動支払の場合は35日ごとは指定できません)。が、何かよほど大きなこだわりがあるのではなければ指定日の方をおすすめします。

35日ごとは返済回数を少なくできる(年10~11回の支払いで済む)のがメリットですが、それ以上に返済日を忘れやすいというデメリットが大きすぎます。Eメールサービスを使えば忘れない!という自身があったとしても、たかだか年1回~2回返済回数が減るという非常に小さなメリットには釣り合いません。

指定日は基本的には給料日の直後がおすすめです。給料日前だとお金が足りずに払えない、という自体が起こりかねないからです。転職などで給料日が変わった場合は、それに合わせて返済日も変更しましょう。

余裕がある場合は一括返済する

バンクイックは一括返済が可能です。一括返済してしまえば、当然その後利息は一切かからなくなるため、資金に余裕がある場合は早めに返してしまいましょう。

なお、利息は日割り計算のため、一括返済に必要な金額はその日毎に異なります。金額がわからないという場合は、会員ページからログインし、残高を確認しましょう。

バンクイック会員ページ

その他注意点まとめ

最後に、ここまでには書ききれなかった注意点をまとめて解説いたします。

バンクイックカードを紛失した場合は、連絡した上で振込で支払う

ATMでの返済には、ローン専用のバンクイックカードが必要です(テレビ窓口、もしくは郵送で受け取れます)。紛失した場合は再発行できますので、会員ページから申し込みましょう。再発行手続き中でATMでの返済ができないという場合は、口座振込で対応可能です。振込先口座も会員ページに記載されていますので、そちらからご確認ください。

会員ページ

最小返済額は残債と金利によって決まる

バンクイックの最小返済額(毎月最低限支払わなければならない金額。それ以上の金額を返すのはOKだが、下回った場合は遅延損害金が発生する)は、借入利率と借入残高によって決まります。詳しくは以下の表でご確認ください。

借入利率が8.1%を超える場合の最小返済額

借入残高と最小返済額の関係性
借入残高 最小返済額
10万円以下 2000円
10万円超~20万円以下 4000円
20万円超~30万円以下 6000円
30万円超~40万円以下 8000円
40万円超~50万円以下 1万円
50万円超 借入残高が10万円増えるごとに2000円増

借入利率が8.1%以下の場合の最小返済額

借入残高と最小返済額の関係性
借入残高 最小返済額
10万円以下 1000円
10万円超~20万円以下 2000円
20万円超~30万円以下 3000円
30万円超~40万円以下 4000円
40万円超~50万円以下 5000円
50万円超 借入残高が10万円増えるごとに1000円増

バンクイックでお金を借りる前に知っておきたい注意点まとめ

今回の記事をおさらいしましょう。

  • バンクイックは三菱UFJ銀行の提供するカードローン
  • 審査スピードが早く、三菱UFJ銀行の口座がなくても借りられるのが特徴
  • 申込みはインターネットから行うと良い
  • 希望融資額は少なめに設定する
  • 在籍確認に予め備えておくと借り入れがスムーズになる
  • 返済方法は自動支払、返済日は指定日がおすすめ

バンクイックは優れたカードローンですが、一方で注意点があることも忘れてはいけません。借り入れの前には必ずこの記事をもう一度よくお読みになることをおすすめします。それが損を防ぐことに繋がります。

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