三菱UFJ銀行カードローン バンクイックでは幅広い返済方法を選べます
銀行ならではの金利と短い審査が魅力の三菱UFJ銀行カードローンのバンクイック。ですがそれ以外にも「返済方法や返済期日が選べる」という隠れたメリットがあることはご存知でしたか?自分に合った返済方法や返済日を選べば、返済忘れを効率的に防いだり、利息の支払いを少なくしたりできます。
バンクイックの利用を考えている方は、是非事前にこの記事を確認してください。返済にかかる手間とリスクを、大きく減らせますよ。
バンクイックは返済しやすいと評判の銀行カードローン
バンクイックとは、三菱UFJ銀行が提供している銀行カードローンの名称です。低金利と銀行カードローンにしては短い審査時間、複数の返済プランが特徴です。
項目 | 内容 |
---|---|
金利 | 1.4~14.6% |
利用限度額 | 10万円~最大800万円 |
申込み方法 | Web、テレビ窓口、電話 |
返済額 | 月1000円から |
返済期日 | 35日毎or毎月指定日 |
返済方法 | 自動支払、ATM、振込 |
多くの銀行カードローンの場合、原則として口座引き落としをもって返済完了となるところが多いです。もちろん提携ATMからなどの返済も可能だが、それらは任意での返済となるため、口座引き落としができなきなければ遅延扱いとなってしまいます。
しかし、バンクイックの返済方法は口座引き落としだけに限られていないため、返済がしやすいというメリットがあるのです。
バンクイックの「選べる返済方法」
バンクイックのメリットの1つに、「返済方法が3つもあること」が挙げられます。具体的には
- 自動支払(口座引落)
- ATMでの返済
- 銀行振込による返済
の3つです。利用者はこの中から、自分にとって最も都合がいいものを選べます。これは他の銀行カードローンにはあまり見られない特徴です。
三菱UFJ銀行カードローン バンクイックの返済方法は、初めてカードローンを利用したという人でも「返済しやすい」という特徴があります。
バンクイックの返済方法(1)自動支払(口座引落)
- 必要なもの:三菱UFJ銀行の口座
- 手数料:無料
自動支払(口座引落)は、文字通り毎月自動で指定した口座から引落が行われる返済方法です。
自動支払(口座引落)のメリット
自動支払(口座引落)の最大のメリットは、自動で返済が行われるため、「ついうっかりによる返済忘れ」を防げることです。返済が遅れた場合は理由にかかわらず遅延損害金がかかってしまいますが、自動支払(口座引落)ならそれを完璧に防げます(もちろん、口座内にお金がない場合はだめですが)。
自動支払(口座引落)のデメリット
一方、デメリットとしては、三菱UFJ銀行の口座以外が使えないことが挙げられます。口座がない場合は事前に作っておかなければなりません。また、事前に「自動支払依頼書」という書面を郵送で提出するという手間もかかります。一度始めてしまえば便利ですが、事前準備はちょっと面倒かもしれません。
自動支払申込の流れ
自動支払(口座引落)を希望する場合は、カード発行時に受け取る「ご利用ガイド&自動支払依頼書」の自動支払依頼書を事前に郵送する必要があります。手元にない場合は三菱UFJ銀行のウェブサイトからもダウンロードできます。
自動支払依頼書ダウンロード(PDF)
送付先住所:〒104-8782 東京都中央区新川1丁目28-38 東京ダイヤビルディング2号館5階 三菱UFJ銀行 第二リテールアカウント支店
書類に不備などがなければ、郵送から1週間程度で登録完了となります。この期間中に返済期日を迎える場合は、そのときだけATMもしくは三菱UFJダイレクトで返済を行います。
残高不足で引き落としできなかった場合はどうなる?
自動支払(口座引落)は返済忘れを防げる便利な返済方法ですが、口座内にお金がないと支払いが行われないという欠点もあります。口座への入金は返済日の19時までに済ませましょう。間に合わなかった場合はATMで返済を行うか、翌日第二リテールアカウント支店まで連絡しましょう。
第二リテールアカウント支店:0120-76-5919(平日9:00~21:00、土日祝日9:00~17:00)
バンクイックの返済方法(2)ATMでの返済
- 必要なもの:特になし
- 手数料:無料
ATMによる返済は、文字通りATMを用いた返済です。
ATMでの返済のメリット
ATMでの返済の最大のメリットは、対応しているATMが多いことです。三菱UFJ銀行のATMはもちろん、コンビニ(セブンイレブン、ローソン、E-net)のATMも使えます。
三大コンビニがすべて利用できる上、手数料は完全無料なので非常に便利です。対応時間もほぼ24時間(毎日の23:50~0:10、および毎週月曜日1:00~5:00、毎月第2土曜日の21;00~翌朝7:00のみ不可)なので、忙しい人でも気軽に利用できます。
ATMでの返済のデメリット
ATMでの返済のデメリットは、コンビニATMが硬貨に対応していないことです。MUFGのATMでは平日8:45~18:00に限り硬貨が使えますので、細かい支払いを行いたいという場合はそちらを利用しましょう。
また、ATMでの返済は当然自動では行われないので、返済そのものを忘れてしまう可能性があります。ついうっかりが怖い人は、口座を開設した上で自動支払(口座引落)を選んだほうがいいでしょう。
ATMでの返済の流れ
ATMの操作方法はとても簡単です。初期画面から「お預入れ」「ご返済」を押し、その後バンクイックカードを挿入し、画面の支持に従って入力していくだけです。
ATMが使えない場合はどうする?
ATMのメンテナンス時間に当たってしまったり、カードの磁気不良が起きるなどしてATMが使えない場合は第二リテールアカウント支店まで連絡し、指示を仰ぎましょう。
第二リテールアカウント支店:0120-76-5919(平日9:00~21:00、土日祝日9:00~17:00)
バンクイックの返済方法(3)銀行振込による返済
- 必要なもの:銀行口座
- 手数料:無料or有料
銀行振込による返済は、文字通り銀行の口座から振り込む方法です。利用者ごとに口座番号が与えられますので、そこに振り込めばOKです。
銀行振込のメリット
銀行振込のメリットは、どこの銀行口座でも利用できることです。自動引落は三菱UFJ銀行の口座でなければ使えませんが、銀行振込は他の都市銀行でも、あるいは地方銀行でもOKです。
銀行振込のデメリット
銀行振込のデメリットは、銀行の営業時間内でなければ使えないことです。ただし、インターネットバンキングならいつでもOKです。
また、振込時には手数料がかかることがあります。三菱UFJダイレクトなら、例外的に手数料は無料となります。
また、銀行振込での返済は当然自動では行われないので、返済そのものを忘れてしまう可能性があります。ついうっかりが怖い人は、口座を開設した上で自動支払(口座引落)を選んだほうがいいでしょう。
銀行振込での返済の流れ
まず、カードローン「バンクイック」会員専用のウェブサイトにアクセスし、ログインします。ログインにあたっては、口座番号(カードに記載されています)と暗証番号が必要です。ログイン後に「振込返済先口座照会」ボタンを押すと振込先が表示されますので、そこに振り込めばOKです。
選べる2つの返済日について
バンクイックでは、返済日を以下の2つから選べます(自動支払を選択した場合、35日ごとの返済は選べません)。
- 35日ごとの返済
- 毎月指定日の返済
35日ごとの返済とは
35日ごとの返済とは、文字通り35日以内に返済していく仕組みのことです。もう少し正確に言えば、35日以内に返済する仕組みです。
例えば、初回借り入れが1月1日だった場合、初回の返済はその借り入れから35日以内、すなわち2月4日までに行う必要があります。2月4日までならいつでも構いません。
仮に2月4日に返済を行った場合は、その翌日から35日以内、すなわち3月11日までに行う必要があります。3月11日までならいつでも構いません。
仮にきっちり35日周期で返済した場合、1年あたりの返済回数は10回~11回となるため、毎月返済と比べて少し返済回数は少なくなります。一方で余力がある場合は返済回数を増やせるため、臨機応変に対応できる返済方法といえます。
早めに返済を行うとどうなる?
例えば初回借り入れが1月1日だった場合、初回返済期限は2月4日となりますが、仮に初回返済を2月1日に行った場合はどうなるのでしょうか。この場合、2回目の返済期限は返済を行った2月1日の翌日から35日以内、すなわち3月8日となります。早く返済したからといって、次回の返済は36日後でもOK,とはなりませんので注意が必要です。
毎月指定日の返済
毎月指定日の返済とは、文字通り毎月の指定した日に返済する方法です(自動支払では選べません)。この場合、支払日は自分の都合に応じて自由に選べます(給料日の直後を指定すると「お金がなくて返済できない」という事態を防げるのでおすすめです)。
この場合、返済期日の14日前以降であれば、返済日に返済したものとみなされます。例えば毎月15日を指定日にした場合、14日や13日に返済したとしても、15日に返済したものとみなされます。一方、14日よりも前に返済した場合は、任意返済をしたものとみなされます。
「ついうっかり」を防ぐEメールサービスとは?
自動支払(口座引落)以外の返済方法を選んだときに怖いのが、「ついうっかり」による返済忘れです。1回や2回程度のうっかりならともかく、それが何回も続くと遅延損害金も高額になりますし、信用情報にも傷が付きかねません。そこで活用したいのが、「Eメールサービス」です。
Eメールサービスは、返済日直前にEメールで連絡をくれるサービスです。返済日の3営業日前になってもまだ返済がない場合、返済を促すメールが送られてきます。また、返済を忘れてしまった場合には入金依頼メールが来るため、遅延損害金が発生した場合でもそれを最小限に抑えられます。
これからバンクイックを利用する場合は、申込み方法をインターネットにして、その際にEメールアドレスを入力すれば、自動でこのサービスにも登録されます。すでにバンクイックを利用しているがEメールサービスは利用していないという場合は、会員ページの「Eメールサービス登録」から登録できます。
バンクイックでは毎月の返済額はどのように決まる?
バンクイックには「最小返済額」という概念があります。これは簡単に言えば「返済日に払うべき最低限の金額」です。例えば最小返済額が3000円となっている場合は3000円だけ払ってももちろんOKですが、手持ちに余裕があり、早く残高を減らしたいという場合は5000円や1万円支払っても構いません。
多く払えばそれだけ将来発生する利息が少なくなるので、できる範囲で多めに返済することをおすすめします。もちろん、払いすぎて翌日最小返済額すら払えなくなってしまった、などという事態にならないよう注意する必要はありますが。
最小返済額は借入残高と借入利率によって決まります。
借入利率が8.1%を超える場合の最小返済額
借入残高 | 最小返済額 |
---|---|
10万円以下 | 2000円 |
10万円超~20万円以下 | 4000円 |
20万円超~30万円以下 | 6000円 |
30万円超~40万円以下 | 8000円 |
40万円超~50万円以下 | 1万円 |
50万円超 | 借入残高が10万円増えるごとに2000円増 |
借入利率が8.1%以下の場合の最小返済額
借入残高 | 最小返済額 |
---|---|
10万円以下 | 1000円 |
10万円超~20万円以下 | 2000円 |
20万円超~30万円以下 | 3000円 |
30万円超~40万円以下 | 4000円 |
40万円超~50万円以下 | 5000円 |
50万円超 | 借入残高が10万円増えるごとに1000円増 |
借入金利と利用限度額
利用限度額 | 適用される実質年利率 |
---|---|
~100万円 | 年13.6%~14.6% |
110万円~200万円 | 年10.6%~13.6% |
210万円~300万円 | 年7.6%~10.6% |
310万円~400万円 | 年6.1%~7.6% |
410万円~500万円 | 年4.6%~6.1% |
510万円~600万円 | 年4.1%~4.6% |
610万円~700万円 | 年3.6%~4.1% |
710万円~800万円 | 年1.4%~3.6% |
バンクイックの返済方法まとめ
バンクイックは豊富な返済方法で人気!返済日が選べるカードローン
今回の記事をおさらいしましょう。
バンクイックでは3つの返済方法が選べる
- 自動支払(口座引落)は返済忘れを防げるが、三菱UFJ銀行の口座が必要
- ATM返済は三菱UFJ銀行ATMのほか、セブンイレブン、ローソン、E-net(ファミリーマート)でもOK
- 三菱UFJダイレクトはインターネットがあればどこでも利用可能
- 返済日は35日ごとと毎月指定日が選べる
- 返済をついうっかり忘れそうな方にはEメールサービスがおすすめ
- 最小返済額は借入残高と借入金利により変化する
バンクイックは、低金利と短い審査期間、そして返済方法や返済日が選べることが魅力のカードローンです。
返済方法は「自動支払、銀行振込」から、返済日は「35日ごと、毎月指定日」からそれぞれ選べます。
返済忘れを防ぐ「Eメールサービス」をあわせて利用すれば、遅延損害金の発生も防げます。
最小返済額は金利と残高によって決まりますが、もちろんそれ以上の額を返済しても構いません。利息の支払いを少なくしたい場合は、積極的に返済を重ねていきましょう。