バンクイック基本情報
- 商品名:バンクイック
- 取扱金融機関:三菱UFJ銀行
- 対象者:20歳~64歳で安定した収入がある人(パート・アルバイトOK)
- 資金用途:原則自由。ただし事業性資金は除く
- 利用期間:1年(審査の上自動更新)
- 金利:1.4%~14.6%(利用限度額などによって変動)
- 借入方法:ATM、振込
- 返済方法:口座振替、ATM,振込
- 返済期日:毎月指定日or35日ごと
- 担保・保証人:一切不要
バンクイックは低金利の銀行カードローン
三菱UFJ銀行の「バンクイック」は、1.4%~14.6%と低金利のカードローンです。銀行ならではの金利なのに、パート・アルバイトでも利用可能な審査基準という大きなメリットがあります。
バンクイックの金利は、10万円以上100万円以下で13.6%~14.6%、100万円超200万円以下で10.6%~13.6%、200万円超300万円以下で7.6%~10.6%というように、利用限度額に応じて決定します。
パート・アルバイトの方でも利用限度額が50万円以上行く方も多いと思いますが、消費者金融ですと利用限度額に関わらず100万円以下の借入は大体18.0%~15.0%ですので、バンクイックの方が遥かにお得です。万人に低金利のバンクイックはおすすめです。
バンクイックは借りれば借りるほど金利が安くなる!
1.4%~14.6%という金利の低さと、消費者金融に準じる易しい審査基準が特徴の「三菱UFJ銀行 バンクイック」。銀行カードローンの中ではパート・アルバイトの方への貸し出しも比較的積極的であり、総じて借りやすいカードローンと言えます。
バンクイックの金利は利率は1.4%~14.6%!利用限度額で決まる
バンクイックの金利は利率は1.4%~14.6%!主に利用限度額によって決まります。利用限度額が高くなるほど低金利になります。
利用限度額 | 適用される実質年利率 |
---|---|
~100万円 | 年13.6%~14.6% |
110万円~200万円 | 年10.6%~13.6% |
210万円~300万円 | 年7.6%~10.6% |
310万円~400万円 | 年6.1%~7.6% |
410万円~500万円 | 年4.6%~6.1% |
510万円~600万円 | 年4.1%~4.6% |
610万円~700万円 | 年3.6%~4.1% |
710万円~800万円 | 年1.4%~3.6% |
同じ利用限度額の範囲でも借入利率に差がありますが、これは利用状況や属性によって変化すると思われます。例えば利用限度額が10万円~100万円の中でも比較的利用状況や属性がいい人は13.6%に近い数字になり、そうでない人は14.6%に近い数字になる、といった感じです。
大抵の場合、最初は上限金利に近い金利になる
バンクイックに限った話ではありませんが、はじめての借入の際にはまず間違いなく上限金利、もしくはそれに近い金利になるはずです。理由は簡単で、最初の借入のときはまだバンクイックに十分信頼されていないからです。十分な信頼がない相手に多額の金額を貸し出す金融機関はありません。よほど属性や他者の利用状況が良くない限り、利用限度額が100万円を超えることはなく、必然的に金利も高くなる、というわけです。
バンクイックの金利(利率)を下げるコツ
バンクイックは「優良顧客になる」ことで金利が下がる
バンクイックの金利は消費者金融と比べれば低金利であるとはいえ、利用する顧客に小さくない負担感があることもまた事実です。バンクイックの金利は前述のとおり主に利用限度額によって決まりますので、これを上げれば金利を低くできます。では、利用限度額を増額するためには具体的にどのようなことをすればいいのでしょうか。
答えは「バンクイックから利用限度額を増額してもいいと認められるほどの優良顧客になる」です。
利用限度額の上限は借り入れと返済の状況によって変わる
前述の通り、最初の借入の段階ではバンクイックはまだあなたのことを十分に信頼しておらず、だからこそ利用限度額は低く、金利は高くなるのです。逆に言えば、信頼さえ勝ち取れば、利用限度額は高く、金利は低くなるということでもあります。
借り入れを行い、地道に返済を行えば、信頼が積み重なっていきます。その積み重ねが十分なものになれば、利用限度額を増額できるでしょう。
利用限度額を増額するためには申し込みが必要
バンクイックで利用限度額を増額するためには、こちらから申し込む必要があります。しかし、信頼が十分でない状態で申し込んでも審査に通らないのは目に見えています。申し込むのは、返済を滞り無く行い、利用実績を積み、信頼を得てからです。「どれくらいの期間続ければいいの?」という質問に正確に答えることはできませんが、一般的には半年ほど問題なく返済を続けていれば、増額審査に申し込んで通る可能性も高まります。ただ、もともとの属性にやや問題がある場合は、もう少し長期間の利用が必要になります。
バンクイック側から増額の案内が来たときは大チャンス!
バンクイックは一部の優良顧客に対しては、自ら増額を勧めることがあります。これを「増額案内」といいます。バンクイックの場合、基本的に増額案内は電話でかかってきます(メールで連絡してほしい場合は、メールアドレスを登録した上で、事前にそうしてほしいと頼んでおく必要があります)。
増額案内の電話では「今あなたの利用限度額は●●万円ですが、それを▲▲万円まで増額できる可能性があります。増額を申請しますか?」というものです。増額をしたくない場合は断ってもいいのですが、基本的に利用限度額は大きいに越したことはないので、なにか理由がない限りは受けることをおすすめします。
たとえ増額のインビテーションが来ても審査はきちんと行われる
ただし、増額にあたっては審査が行われますので、増額案内が来たからと言って100%増額できるわけではありません。例えば申込時と比べて年収が下がっていたり、失業していたりすると、増額できないどころか、最悪減額されてしまう可能性もあります。そうした不安が大きいときは、あえて増額を見送るというのも手です。
具体的な増額手続きの方法は?
増額手続きの方法はとっても簡単です。増額案内が来た場合は、その電話で「増額を申請します」と答えればOKです。(あまりおすすめしませんが)増額案内が来ていない段階で申し込む場合は、以下の電話番号に連絡して手続きを進めます。
三菱UFJ銀行 第二リテールアカウント視点0120-76-5919(平日9時~21時、土日祝日9時~17時。12月31日~1月3日を除く)
バンクイックの金利(利率)を下げるための注意事項
増額審査クリアには延滞しない事が大切!効果的に延滞を防ぐ方法は?
バンクイックで金利を下げるためには利用限度額の増額が必要です。そのためには増額しなければなりません。
そして利用限度額を増額するためには十分な利用実績を積む必要があります。利用実績を積む上で最も大切なのが、延滞を起こさないことです。
延滞は利用限度額の増額審査にも大きな影響を及ぼします
多少の延滞を1回しただけならばついうっかりで済まされることですが、延滞の期間が長かったり、あるいは何回も延滞を繰り返したりすると、確実に評価は下がり、利用限度額の増額からは遠ざかってしまいます。滞りのない返済こそが、金利を下げることにつながると考えてください。
では延滞を起こさないためにはどうすればいいのか。一番いいのは、口座振替を利用することです。
口座振替が最も確実な理由は?
バンクイックの返済方法は以下の3通りです。
返済方法の名称 | 概要 | メリット | デメリット |
---|---|---|---|
自動引落 | 三菱UFJ銀行の本人名義の普通預金口座から自動で支払う返済方法です。返済期日が来ると、最低返済額が自動的に引き落とされます。
利用にあたっては三菱UFJ銀行の口座と、自動支払依頼書の提出が必要です。 |
自動的に引き落とされるので、ついうっかりによる返済忘れがなくなる
最初の手続きさえ済ましてしまえば後はほぼ何もしなくて良い |
三菱UFJ銀行の銀行口座が必要
自動支払依頼書の提出(郵送)が必要 |
ATMによる返済 | 三菱UFJ銀行のATM、およびコンビニの提携ATMから返済します。提携ATMはセブン銀行ATM、ローソン銀行ATM、イーネットATMです。 | 提携ATMが多い
ほぼ24時間いつでも使える 手数料が無料 |
ついうっかりによる返済忘れの可能性がある
ATMがある場所まで行かないといけない |
振込(三菱UFJダイレクト)による返済 | 三菱UFJダイレクト(インターネットバンキング)から返済します。振込先は利用者ごとに異なります(会員ページから確認できます)。 | 三菱UFJダイレクトなら手数料無料
ネットさえあれば自宅からでも外出先からでも返済できる |
ついうっかりによる返済忘れがある
他行からの振込の場合手数料がかかることがある |
上記の通り、それぞれの返済方法に違ったメリットとデメリットがありますが、一度手続きをしてしまえば後は返済を自動化できるのは口座振替だけです。ATMや振込みによる返済はどんなに気をつけていても返済を忘れてしまう可能性がありますので、確実な返済にはあまり向きません。
ただ、口座振替を利用する場合は、三菱UFJ銀行の口座が必要不可欠です。これがないと利用したくてもできません。銀行口座を新たに作るのは面倒という場合は仕方がないので、他の返済方法を利用しましょう。
その場合はバンクイック会員用サービスの「Eメールサービス(返済期日を少し前にメールで教えてくれるサービス)」を利用すると忘れてしまう可能性を下げられますので、メールアドレスを登録しておくといいでしょう。
口座振替を始める方法
口座振替を始めるにあたっては、三菱UFJ銀行の口座を用意した上で、自動支払依頼書を提出する必要があります。
三菱UFJ銀行の口座開設は郵送やテレビ窓口(端末)でも行えますが、ネットで済ませてしまったほうが楽です。以下のリンクから手続きができます。
口座を解説したら、「自動支払依頼書」を下のリンクからダウンロードし、必要事項を記載した上で返信用封筒を使って以下の宛先まで郵送します。
〒104-8782
東京都中央区新川1丁目28-38 東京ダイヤビルディング2号館5階 三菱UFJ銀行 第二リテールアカウント支店
口座振替の返済だけで不十分な時は繰り上げ返済や一括返済を行おう
バンクイックの口座振替は返済忘れを防ぐ上では非常に有益ですが、一方で常に最低返済額しか支払われないので、返済期間が長くなってしまい、利息が膨らんでしまいがちであるという欠点も抱えています。より返済期間を縮め、利息の支払いを減らしたい場合は、提携ATMを使って繰上返済や一括返済をするといいでしょう。繰上返済や一括返済はバンクイック側から信頼を得ることも可能なため、増額審査にも通りやすくなります。
バンクイック対応のATMはすべて利用手数料無料な上、ほぼ24時間いつでも利用できます。ATMの設置店舗は以下のリンクから検索してください。
元本がきちんと返済できているか確認しましょう
バンクイックの返済額については、会員ページで確認できます。これから借りる場合は、公式サイトに返済シミュレーションがあるのでそちらで確認しましょう。
注意しなくてはならないのは、最低返済額だけ返していても元金はなかなか減らないということです。たとえば、50万円を年利14.6%で借りて毎月1万円ずつ返済したとしても、1万円のうち約6,000円は利息に消えてしまいます。
最低返済額が1万円でも、毎月2万円の余裕がある方は2万円ずつ、さらに余裕がある月は3万円というように、できるだけ多くの金額を返済していくことをおすすめします。
バンクイックの利息は日割計算ですので、貯まってからまとめて支払うよりも、お金ができた段階で随時返済した方が、利息の負担が少なくて済みます。
バンクイック金利(利率)まとめ
バンクイックの金利は借りれる額が大きくなれば下がる!
今回の記事をおさらいしましょう。
- バンクイックの金利は1.4%~14.6%
- 利用限度額が高くなるほど、金利は低くなる
- 利用限度額を高くするためには増額の申し込みが必要
- 増額案内が来てから申し込むと、増額の可能性を高められる
- 増額案内を受け取るためには確実な返済が必要。口座振替ならばうっかり忘れによる延滞を防げる
今回の記事は「バンクイックの金利、もっと安くならないかな……?」と思っている方のためのものです。そう思っている方は、利用限度額を上げるべきです。というのも利用限度額を増額すると、金利が大幅に下がるからです。
利用限度額を上げるには延滞は禁物!返済は口座振替で!
金利を下げるには利用限度額を上げる必要があります。ただし、利用限度額は誰でも増額できるものではありません。バンクイックから「優良顧客である」と認められ、「この人は低い金利を適用してでもつなぎとめておきたい!」と思わせる必要があるのです。
では、向こうから繋ぎ止められる顧客になるためにはどうすればいいのか。それを実現してくれるのが、口座振替なのです。
バンクイックの利用限度額を上げると、その分金利を低くできます。より低い金利で借りたいという方は、口座振替で確実に返済し、増額案内が来るのを待つといいでしょう。