自社ATMのないポケットカード!Fマネーカードの利用は提携ATMのみ
銀行や大手消費者金融のカードローンとは異なり、ネット銀行やFマネーカードのような信販系カードローンのほとんどは自社ATMを持っていない。一部、クレディセゾンのように自社ATMを持っているところもあるが、信販系カードローンの場合、ほとんどは提携ATMしか利用できないのが現状となっている。
Fマネーカードが利用できる提携ATM
Fマネーカードは、コンビニや銀行などたくさんの提携ATMを利用することができる。
コンビニATM
- イー・ネット(ファミリーマートなど)
- セブン銀行ATM
- ローソンATM
- @BANK
コンビニATMに関してはほぼすべてのコンビニで利用することができるのでメリットが高い。
ちなみに「@BANK」とは、三井住友銀行がコンビニなどに設置している無人出張所(ATM)である。
都市銀行・その他銀行
- 三井住友銀行
- 三菱UFJ銀行
- みずほ銀行
- りそな銀行
- ゆうちょ銀行
- イオン銀行
- 信用金庫
- 全国の地方銀行・第二地方銀行
都市銀行は四大メガバンクすべてを利用することができる。また、全国のゆうちょ銀行や信用金庫でも利用可能で、ゆうちょ銀行に関してはファミリーマートに設置されているゆうちょ銀行ATMでも利用できる。
その他、全国の主な地方銀行や第二地方銀行でも利用することができるため、いつどこからでもキャッシングできるのが大きなメリットとなっている。
その他の提携ATM
- プロミス
- クレディセゾン
- エポスカード
その他の提携先ATMとして消費者金融のプロミス、クレジット会社のクレディセゾンやエポスカードのATMでもFマネーカードの利用が可能となっている。
提携ATMが豊富で利便性が高い!ただし手数料に注意
上記のように、Fマネーカードは豊富な提携ATMを利用できるため、いざという時のキャッシングならいつどこからでも可能という心強いカードローンとなっている。
ただし、一点だけ残念な点もある。それは、提携ATMはすべて利用手数料がかかってしまうという点である。
100円+税~200円+税の手数料が必要です
Fマネーカードを提携ATMで利用すると、1万円以下で100円+税、1万円超で200円+税の手数料が必要となる。
一回あたりの手数料は少額であっても、有料の提携ATMを利用するしか方法のないカードローンなので、頻繁に利用すればするほど手数料は大きくかさんでしまうことになる。
自社ATMがあれば手数料無料で利用できるため、手数料の無駄を省く方法としては最適なのだが、残念ながら自社ATMがないFマネーカードはどの提携先ATMを利用しても手数料から逃れることができない。
ポケットカードは三井住友銀行の関係会社でもあるため、せめて三井住友銀行くらいは手数料無料で利用できてもいいのでは? とも思うが、現状ではそうなっていないのが残念な点と言えるだろう。
手数料が無駄だと感じるなら、振込キャッシングの利用を!
Fマネーカードを、唯一手数料なしで利用する方法がひとつだけある。それは振込キャッシングの利用である。
振込キャッシングを利用すれば、振込先銀行口座に関わらず手数料無料で利用することが可能だ。振込手数料はポケットカードで負担してくれる。
振込キャッシングは電話での申込に限られます
ただし振込キャッシングは、消費者金融や銀行カードローンのようにネット上から手続きをすることはできない。Fマネーカードの場合、電話での申し込みに限られてしまうので注意しよう。
即日での振込はできません
また、振込キャッシングの利用は、即日での振込に対応していない。振り込まれるのは申し込みの翌営業日に振り込まれるシステムなので、すぐにでもお金が必要なら手数料を支払ってでも提携ATMを利用する以外に方法がない。即日振込だと勘違いして申し込んでしまうと、いざという時に間に合わない恐れもあるので十分な注意が必要だ。