学生がお金を借りる!銀行カードローンや消費者金融の選び方

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学生さんのためのキャッシング業者の選び方

このキャッシングに決めた!学生さんがキャッシングを比較する際、重要なポイントがいくつかあります。主な物は、審査、金利、そして返済方法などのその他のキャッシング設定です。これらの基準と、お金を借り入れた時に利用することができるサービスを中心に、利用するキャッシングを比較してみましょう。まずは重要な選び方のポイントを見ていきます。

人気ランキングだけで決めないようにしましょう

金利が安い業者を探そうとした場合には、キャッシング業者の比較サイトやランキングを利用するといった方が多いと思います。しかし、ランキングではスペック上の金利しか見ることは出来ません。注意が必要です。

実際に借り入れする際に金利がいくらになるのかはわからない

なぜならば、実際にお金を借りる場合には、必ずしも下限金利や上限金利の数字が適用されるとは限らないからです。そのため、カードローンを金利で選ぶ際には、自分がお金を借りる際に、どれくらいの利息が発生するのか把握しておく必要があります。

数字上の見た目の金利に騙されないようにしましょう!

特に銀行カードローンでは、1000万円など高額な融資への金利を抑えることで、スペック上、金利全体が安いような印象を受けてしまいます。そのため自分が利用しようとしている融資限度額では、どれくらいの利息が発生するのか把握しておかなければなりません。

金利の比較は上限金利で行いましょう

カードローンを利用する上で多くの人が気にするのが金利でしょう。低い金利でお金を借りることができれば、それだけ発生する利息額が少なく済むわけですから、低いほうを利用するほうが断然良いでしょう。しかしそこにはわかりやすい落とし穴が待っています。

金融業者はお得な下限金利ばかりを強調しています!そんなに甘くありません!

金利を比較する上で注意しなければならないのは、適用される金利には幅があるということです。業者のサイトを見ると分かりますが、「50万円までの借入の際の金利は15%から18%」といったように、幅を持って表示されています。

そして、低い金利が適用されるためにはその銀行に預金があったり住宅ローンを組んでいたりといった条件が必要で、学生の場合、ほとんどは上限に近い金利が適用されるのです。ですから、低い15%という数字で比較しても意味が無いのです。

学生の金利は上限金利!18%前後取られることを覚悟しましょう

このような理由から、複数の業者の金利を比較する場合に下限金利で比較するのではなく、上限金利を比較するべきということになります。表示されている金利だけを比較して検討することはやめましょう。

カードローンの金利は実質年率か確認してみましょう

正規の貸金業者では、カードローンの金利はすべて実質年率で表記するように決められています。実質年率とは、一年間お金を借りた場合にかかる金利だけでなく、手数料なども加えられて表記されているので、より実際に発生する利息が分かりやすくなっています。

悪徳業者ではこの実質年率ではなく、金利が安く見えるように違法な金利表示をしていることもあるので、お金を借りる前に必ず金利表示については確認しておくようにしましょう。

カードローンの毎月の金利はおいくら!?計算してみましょう!

カードローンの金利は実質年率で表記されているので、毎月発生する利息を知るには計算をしなくてはいけません。ただし、計算といってもとても簡単なので、これから融資を受けようという方は一度計算をして、無理のない返済計画を立てていきましょう。

借入残高×(実質年率÷365日×借りた日数)=発生する利息

思った以上に簡単に利息の計算は終わらせることが出来たのではないでしょうか。返済をするたびに借入残高は減っていくので、毎月の利息もどんどん減っていくことになります。

リアルなシミュレーションを元に返済計画を立てましょう

しかし返済が滞ってしまうと利息も増えていきます。そのため、正確な利息を把握するためには、毎月返済が終わるたびに計算を行いどのくらいで返済できるのか、しっかりとした返済計画を立てていきましょう。

消費者金融は審査スピードにメリット! 銀行カードローンと比較してみよう!

たとえばこの土日だけお金が必要といった場合や、給料日までのつなぎなどのように必要とする期間が1カ月未満の短期の場合、金利をあまり考える必要はありません。たとえば10日間のつなぎ資金として10万円のお金を借りた場合、年利5%の銀行ローンと年利15%の消費者金融による金利差(利息負担額の差)はわずか約280円です。

すぐに返済できる、つなぎ資金をキャッシングするなら審査を優先

つなぎ資金のような場合は、金利よりもスムーズに借りてすぐに返せるような業者が適しています。短時間、WEBのみの審査で借りることができるような消費者金融のサービスがお勧めです。また、短期間利用の場合には一定期間無利息のようなサービスがあるキャッシング業者もあるのでそちらも検討する事をおすすめします。

学生さんもOK!消費者金融の無利息期間はかなりお得です

返済時に支払う利息が多いと、学生の懐事情では支払いが苦しい場面もあるでしょう。そんな学生の強い味方が、一定期間借り入れたお金に利息が発生しない「無利息サービス」です。

「無利息サービス」の設定は消費者金融や銀行によって様々です。例えばノーローンなど、「何度でも一週間無利息」のサービスを提供している会社もあります。無利息サービスでもキャッシングをしっかり比較しておきましょう。発生する利息を抑えるという点に関しては、消費者金融の無利息期間がおすすめです。

有名どころはアコムやプロミスが無利息期間を設けています

例えばアコムやプロミスなど30日間の無利息キャッシングを行なっているので、短期的にお金を借りたいと考えている方であれば、ほぼ利息を支払うことなく返済を進めることができます。

また、長期的にお金を借りたいと考えている方にも無利息キャッシングはおすすめで、新生銀行グループのシンキのノーローンでは、完済すると毎回一週間の無利息期間を設定しています。そのため、こまめに借入と完済を繰り返すという方には、ノーローンの一週間の無利息キャッシングがおすすめなのです。

相談して実際の返済額をシミュレーションしましょう!

このように、カードローンの審査を見比べる際には、金利の数字だけを見ていたのでは不十分といえます。実際に、自分が利用するとどれくらいの利息が発生するのか、事前にシミュレーションと計算をすることによって、本当に金利の安いカードローンを選ぶことが出来るのです。まずは相談するのがおすすめです。

銀行カードローンは金利にメリット! 学生さんはそこまでこだわらなくて良い?

返済が長期化することがあきらかな場合を考えましょう。返済期間が長期化する場合や数百万円単位のように借りる資金が大きくなる場合には「金利」が重要です。

100万円を借りたとして2年間で返済する場合、金利5%と15%のキャッシングにおける利息負担額の差はなんと11万円にも及びます(借入額の10%)。学生ではそこまでの借り入れは出来ませんが、長期間になればなるほど損をするのは同じです。

長期間の借入が必要な場合、多額のお金を借りたい場合は金利を優先

複利による返済額の差は当然借りる期間(返済期間)が長くなるほど大きくなります。返済期間を3年(36か月)にのばすと負担額の差は約16万円にアップします。多額のお金を借りて、さらに長期的に返済せざるを得ない場合には、しっかりと借入業者を選別し銀行カードローンのような低金利で利用できるところを探すのがおすすめです。

学生は審査通過が難しい! 限度額も少ないので金利メリットが少ない

ただし学生さんのネックとなるのが審査です。カードローンを利用するためには審査に通る必要があります。「このキャッシングでお金を借りたい!」と思っても、申し込んだ後の審査に通らないと実際にお金を借りることができません。

一般的に消費者金融と銀行のサービスを比較すると、消費者金融のほうが審査基準が甘めなので、審査に通るか不安がある学生さんは消費者金融系サービスに申し込むようにしましょう。

銀行カードローンは審査通過が厳しい!その代わり社会人にメリット豊富

ただし審査基準が厳しい分、銀行系サービスのほうが金利が低かったり、利用限度額が大きかったりといったメリットがあります。利用限度額を大きく出来る社会人には大きなメリットがあります。一方で、元々限度額が少ない学生さんはそのメリットを活かしきれないという欠点があります。

審査通過の可能性の探り方は地道な調査しかありません

銀行カードローンの審査基準に関する目安を調べるための具体的な方法は、公式サイトで学生さん向けのアピールをしているかどうか。また大手消費者金融が株主向けに公開しているカードローン審査通過率を見ておくことや、過去にキャッシングを申し込んだ人が残した口コミを見ておくのも良いでしょう。

最終確認!申し込み方法や返済方法を調べましょう

借り入れ候補を数件にまで絞り込んだら、あとは具体的な手順の確認です。最近のカードローンは申し込み方法や返済方法が色々と選べるようになっています。

特にネットからの申し込みが可能だと平日の昼間は忙しくて手続きができないという場合でも、空いた時間を利用して自宅からパソコンやスマホを使って簡単に申し込みができるので使い勝手よく利用することができます。

返済方法やATM手数料を確認しておきましょう

返済についても多くの業者ではコンビニのATMから返済することができるようになっています。金融機関のATMは利用時間が限定されますが、コンビニならば深夜でも利用することができるので、時間がないときにも返済が遅れてしまうという失敗がなくなるでしょう。

また、ネットバンクに口座を持っていればATMまで行く必要もなくなります。地方にお住まいの方で近くに金融機関の店舗やコンビニがないという時や、怪我して歩けないといった場合でも自宅に居ながらにして返済できます。

融資までにどのくらいかかるか調べましょう

カードローンの利用を考えている人の中には、どうしても今日中にお金が必要だという人もいるでしょう。そのような場合は申し込んでからお金が振り込まれるまでにどのくらいの時間がかかるかということもしっかりと比較することが必要です。いくら金利が低くても融資まで何日もかかるのでは意味が無いからです。

今日中の融資が必要ならば即日融資サービスを利用するようにしましょう。基本的に申し込んだその日のうちに融資が受けられます。

ただし、銀行口座に振り込みを希望する場合は銀行業務が終了していると当日中の振り込みが不可能になってしまうので、できるだけ早い時間帯に申し込みを行うようにしましょう。

最後に・・・

今回の内容を簡単にまとめてみましょう。

  • 借り入れ金利は上限金利で考える
  • 借り入れから返済までのシミュレーションが大切
  • 消費者金融は審査と融資の速さがメリット。金利がデメリット
  • 銀行カードローンは低金利がメリット。審査と融資の遅さがデメリット
  • 審査に通ることができるか調べましょう
  • 申し込み方法や返済方法を選べるか調べましょう
  • 融資までにどのくらい時間がかかるか調べましょう

候補となるローンをまとめて、電話で質問してみるのも良いですね。学生さんでも借りられることはわかりましたが、返済が厳しいのは同じです。学業に影響を及ぼす事のないように自覚を持って利用しましょう。

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