学生がカードローンで借金しても、親バレはしない?
キャッシング=借金というイメージが強く、カードローンやクレジットカード・キャッシングを利用する学生は借金をしているのを親に知られたくないという人が多いでしょう。
内緒でお金を借りたいのに、親に心配されたり怒られたくないですよね。そのような理由からキャッシングを躊躇う方も多いです。それに申し込みに対する審査で、親や実家に連絡が来るかもしれないという心配もありますよね。
ですが結論から申し上げますと、学生がキャッシングを利用しても親バレはしません。
学生のキャッシングは親バレしません!
20歳以上の成人であれば学生であっても、社会人であっても、これは同じ。キャッシング会社と個人で契約しているため、たとえ家族といえどもカードローン会社が個人情報を漏らすことはありません。
個人情報保護法という法律がありますが、キャッシングの利用情報も立派な個人情報になるからです。しかし、個人情報については注意点があります。
キャッシングや消費者金融の登録情報は個人情報なので安心
一つは、いま申し上げたように、20歳以上の成人であることが条件になります。18歳以上から融資を行っているキャッシング会社もありますが、その場合は親の同意書が必要となるため、必然的に親に相談しなくてはいけません。
しかし、20歳以上であれば親の同意は関係なく、純粋も個人の信用だけでお金を借りることができます。20歳になっていない学生の方は、まずキャッシング会社から融資を受けるのではなく親御さんにお金の相談しましょう。
親バレしないように配慮してもらえます
キャッシング会社も学生がキャッシングを利用する場合「親バレしたくない」というのを分かって配慮してくれます。
これは当然ですよね。バレるような対応をしてしまうと、学生客から避けられるようになり利用者が減ってしまいます。なので、このような事態はできるだけ避けたいと業者も思っています。
ということで極力利用していることがバレないような対応をしてくれます。安心して利用してください。それでも心配な点は、いくつかありますよね。それも解説していきます。
申し込みに対する審査で、実家に連絡が来る?
コチラも安心して下さい。親や実家に連絡が来ることは原則ありません。
もちろんキャッシング会社が自宅への在籍確認のために、電話をかけてくることはあります。申し込み用紙に記載された電話番号に間違いがあると、いざというときに連絡がとれなくなくってしまうからです。
そのため実際に電話をかけて繋がるかどうか確認する必要があります。ただしこれには回避策があります。
自分の携帯電話番号で申し込めば電話の本人確認も安心
これは実家の電話を書かずに、自分の携帯電話を書いておけばOKです。契約書には大抵「連絡のつく電話番号」と書いてあります。
実家暮らしで実家の電話番号を書いてしまっても、キャッシング会社からの電話と分からないように、担当者が個人名で電話をかけてくれるのでそれほど心配はありません。
ブラックリストに載るようなペナルティを行わない限り大丈夫
もしも、何かの事情で実家や親に連絡をすることがあっても、本人の同意を取り付けた上で行われます。遅延とか延滞とか、ブラックリストに載るような行動をしない限り大丈夫です。いきなりかけてくるようなことはないので安心してください。
書類送付で親バレの可能性は?
一人暮らしではなく実家暮らしで契約書類などを送られてきて親バレの可能性もありますよね。ですが、書類送付が必要な場合には、個人名で送ってくれます。また一般的に封筒さえもがキャッシング会社からのものとは分からないようになっています。
自動契約機や店頭でも必要書類が受け取れます
また消費者金融などでは必要な郵送物は店頭や自動契約機で受け取るなど、郵送物を発送しないよう伝えておくこともできます。
学生が借金を親バレするのはどんなとき?
前記した通りキャッシング会社は「親バレしないように配慮」してくれます。ただし、ローン会社に不誠実な対応をしていると親・実家に連絡がいっていまう可能性があります。
キャッシング会社に無断で延滞し、そのまま連絡が取れないようなことがあれば、当然、キャッシング会社もお金のを回収するために催促のハガキを出したり、何回も登録した電話番号に電話をかけてきます。
返済が遅延すれば、カードローン会社も動かざるを得ない
もちろん、返済日を一日過ぎたからと言ってすぐに実家に電話をかけたりはしません。その点はご安心を。ただし連絡してきた電話を無視したり返済をズルズルしないと、実家や親に電話がかかってきます。
催促の電話や督促状などが届く事態を招けば終わり
また、現住所と本籍地が異なる場合も、業者からの連絡を無視し続けているような場合には、本籍地住所へ催促状が送られてきてしまいます。契約した本人以外に返済する必要はありませんが、確実に親バレはしてしまいます。
確実に返せる額を借りる、またはきちんとした返済計画を立ててキャッシングを利用しましょう。
社会人よりも学生の方がカードローンを利用しやすい?
学生にお金を貸してくれるカードローン業者は、銀行カードローンや一般の大手消費者金融よりも、柔軟で融通の利く対応をしてくれます。返済期日も、自由に設定出来るのが良い点と言えます。
学生でお金を借り入れる場合は「一定の収入」も条件になるので、アルバイトをしている方がほとんどだと思います。その場合、給料日の後を返済日にすれば返済しやすいですよね。
また、返済が遅れてしまう場合も、事前に電話をしておけば待ってくれる業者がほとんどです。
学生が借りやすいように、優良顧客として扱ってもらえます
ですが、最初に設定した返済日に支払えない場合は、遅延損害金(遅れてしまった分に加算される罰金のようなもの)を払わなければいけません。
こちらがどうしても、返済日までお金がない、返済出来ない、というのを受け入れてくれるので、それは許容範囲内でしょう。
信頼を破ればブラックリスト入り!信用情報に傷がつきます
しかし、返済が遅れても「まあ電話で断れば大丈夫……」と安易な考えを持つと危険です。借りた額より大きく返済しなければいけませんし、例外的な対応ですので、滞納してもいいやという態度はやめましょう。
それに最近は何度も滞納すると簡単にブラックリストに乗ります。信用情報に傷がつくと数年間は影響が出ます。取り返しが付かない行動はやめましょう。
親バレを防ぐまとめ
- 信用が適用される20歳以上の成人になってからキャッシング会社を利用すること。
- 電話番号は自分の携帯番号を登録しておくこと。
- 返済を滞らせないこと。
- 不誠実な対応をしないこと。
特に「3」は重要です。前述した信用情報に傷がつきますし、最悪ブラックリストに載ってしまいます。
ブラックリストに載れば数年間、大きなペナルティが科せられます
ブラックリストに載ると、そのあとの借入れどころか、携帯電話の分割払いやクレジットカードを利用することすら難しくなります。もちろん借金は返さなければなりませんが、信用情報に傷がつくと、単なるお金で済まないペナルティが科せられるからです。将来的にもその後の人生で、住宅や車などの大きなローンも組めなくなる可能性があります。
学生は安易に借金をしないようにしましょう
キャッシングはカードなどを作ってしまえば気軽に借りれる分、そのあとの返済を考えないと大変なことになります。返済出来ないような額を借りないことも、キャッシングを利用するの基本です。
親バレをしたくない、借金を内緒にしたいという方は、きちんと返済計画を立ててから利用するようにしましょう。