学生さんには銀行・大手消費者金融系カードローンの方が学生ローンよりおすすめ
学生が初めてキャッシングを利用するなら、銀行・大手消費者金融系カードローンがおすすめです。学生街などには学生ローンという学生専用の消費者金融の看板がたくさん出ています。そういう中小の事務所を置いている学生専用ローンよりも、良く知られている銀行カードローンや大手消費者金融の方が良いのです。その理由は5つあります。
銀行・大手消費者金融系カードローンがおすすめな理由3つ
低金利:銀行・大手消費者金融の方が金利が低いです
1つめは、低金利であることです。一般的な学生専用ローンは、審査基準が低いというメリットがありますが、金利が比較的高めになっています。一方、銀行や大手消費者金融は資金力が豊富な分、金利も低めであり、特に銀行カードローンはすべての金融機関の中でも群を抜いて低金利です。学生でも収入がたくさんあるような場合は、銀行カードローンの審査を受けてみることをおすすめします。
全国対応:提携ATMが多く、利用しやすい
2つめは、全国から利用可能だということです。銀行や大手消費者金融は、全国のコンビニATMと提携していたり、無人契約機とともにATMを配置していたりと、全国どこからでも借入・返済しやすい環境が整えられています。
うっかり返済日ギリギリになってしまった場合も、近くのコンビニに駆け込めば返済可能ですので、かなり気が楽です。
借り入れも返済も提携ATMでいつでもどこでも利用可能です
銀行・大手消費者金融系カードローンであれば、一度契約すれば限度額の範囲内で何度でも借入できるので、お金が必要になった時すぐに提携ATMからキャッシングすることが可能です。利用手数料無料のところも多いです。
学生ローンは返済手段も借り入れ手段も限られています
一方、学生専用ローンでは銀行振込が一般的ですが、銀行振込は振り込んだ時間がそのまま取引に反映されるわけではないので、時間に余裕を持って振り込む必要があります。他行間の場合、平日15時以降の取引は翌営業日の午前中に繰り越されますので注意が必要です。学生専用ローンの中には、直接店舗に行って返済しなくてはならないケースもありますが、返済のためにわざわざ店舗まで通うのは億劫ですよね。
安心感:安全に借りられます
3つめは、社会的な安心感です。キャッシングと一言でいっても、クレジットカードのキャッシングもあれば、消費者金融のローン、キャッシュカードを使用するカードローンなどもあります。学生がお金を借りるなら、どのような金融会社を利用すればよいのでしょうか? 一番安心できるのは、大手の都市銀行や大手消費者金融のカードローンです。
大手の消費者金融や銀行は法律を遵守しています
大手は法律をしっかり遵守していますし、管理がしっかりしているので無茶な取り立てはありません。グレーな「サラ金(サラリーマン金融)」は法改正で無くなりました。さらに違法な「ヤミ金(闇の消費者金融)」のイメージからはかけ離れています。初めて借りるなら間違いなく安心できます。
カードローンを取り扱っているのは銀行や大手消費者金融ですので、全国に支店や提携ATMがあり、どこに住んでいても手軽に借入・返済できるというメリットもあります。
利便性:カードローンは手軽で何度でもOK
4つ目は利便性です。カードローンは、審査に通過してキャッシュカードを発行すると、融資限度額の範囲内で何度でも借入・返済できる金融商品です。一般的な「ローン(フリーローン)」や一時的な「キャッシング」サービスですと、その度に融資額や返済方法について決める必要があります。しかし「カードローン」には限度額以内であれば、その手間がないというメリットがあります。
満20歳以上の条件をクリアできるなら大手がおすすめ
ただし、銀行・大手消費者金融系カードローンの多くは、20歳以上にならないと契約できないケースが多く、学生専用ローンに比べると審査基準も厳しくなります。安定した収入があることが前提条件ですので、アルバイトなどはしっかり行うようにしましょう。
また数年ごとに更新審査もあります。もちろん延滞などを起こしていなければ問題なく更新することができるでしょう。
将来性:卒業してからも使えます
5つ目は将来性です。銀行カードローンや大手の消費者金融は非常に安定しており、潰れたり、無理な督促が行われる心配はありません。また安定性も抜群なので、社会人になっても利用可能です。卒業や中退に関わらず継続して利用することもできます。
同じキャッシング会社を利用し続けていると、徐々に信用が上がって融資額が増えたり、金利交渉ができたりと、何かと有利な条件で取引できるようになります。
学生ローンは学生の間だけの一時的な付き合い
学生専用ローンですと、当然学生の期間中しか利用することはできません。潰れたり、いつの間にか無くなっていることも多いです。しかし銀行・大手消費者金融系カードローンは、安心感が段違いです。今後のことも考えると、学生専用ローンではなく銀行・大手消費者金融系カードローンを利用することをおすすめします。
低金利:他のキャッシングサービスよりも利息が少ない
6つ目は低金利です。カードローンは学生ローンやクレジットカードキャッシングなどの、その他のキャッシング方法と比べて金利が低いという特徴があります。
たとえば、クレジットカードのキャッシングと比較してみると、一般のクレジットカードのキャッシングは年利18.0%ですが、銀行カードローンは4.9%~14.5%ほど。セゾンカードは12.0%~18.0%ですが、セゾンカードローンは6.47%~15%になります。
クレジットカード・キャッシングは便利だが金利が高い!要注意!
一般的にクレジットカードのキャッシングは、カードローンよりも良いイメージがありますが、実はほとんどのキャッシングが上限金利ギリギリに設定されており、融資額も低く、学生の場合は審査に通りにくいというデメリットがあります。
学生ローンも消費者金融より金利が高い!大手がおすすめ!
また、学生街などにある学生専用ローンや中小規模の消費者金融と比較しても、カードローンの方が低金利になるケースが多いです。というのも、カードローンを扱う銀行・大手消費者金融は、非常に大きな資金源を持っているため、さほどリスクを恐れず低金利融資が可能となるからです。
限度額:ご利用限度額が比較的大きい
クレジットカードキャッシングで借りられる限度額は、ほとんどの場合10万円以下です。5万円以下というケースもあります。それに対してカードローンは、融資に特化しているキャッシングサービスです。そのため低金利かつ柔軟な融資に対応しています。学生に対しては、最高50~100万円以下の融資を行っており、収入証明書がなくても原則50万円まで借入可能です。
消費者金融は年収の3分の1の縛りがあることに注意!
ただし、貸金業者は個人に対して年収の3分の1までしか貸付できない決まりがあるので、50万円借りたいと思ったら最低150万円の年収が必要となります。といっても、学生でそこまで大金が必要な方はそれほどいませんよね。
学費などでまとまったお金が必要な場合は、銀行の目的ローンを利用した方がよいでしょう(銀行は貸金業者ではないので、年収に関わらず融資を受けることができます)。
学生は融資額も低いので、リスクについてはあまり考慮されず、審査も厳しくありません。学生がキャッシングを利用するなら、まずは大手の銀行か消費者金融のカードローンに申し込むことをおすすめします。