再開したソニー銀行カードローンへ申し込む際の注意点
ソニー銀行カードローンは2015年の再開時に大幅に仕様を変更している。そのため注意すべきポイントも変わってきた。そこで今回はソニー銀行のカードローンに申し込む際に気をつけたいことをピックアップしてみる。
ただし申し込む方法は以前の方法と変わりはない。ネットから申し込んで仮審査が行われ、必要書類を送って本審査→カード発行(もしくは口座への振込)という流れになる。
申し込み方法はネット限定!
上述の通り、ソニー銀行カードローンへ申し込むにはネットからの申し込みに限られる。他行のように電話などから申し込むという方法はない。ネット申込のみとなる。
ただし、スマホからでも申し込めるので、スマホさえあればいつどこからでも申し込めるのはメリット。ネットという特性上、24時間申し込みOKというのも魅力だろう。
書類送付方法はFAXを選択しよう!
仮審査に通ると、本人確認書類や収入証明書などを送付することになる。ちなみに300万円以内の申し込みなら原則として収入証明書の提出は不要だ。その場合は本人確認書類だけを送ればいい。ソニー銀行口座を持っていれば、それすらも不要だ。
早めの融資を希望するなら郵送はNG!
ただし、ソニー銀行カードローンの書類送付方法は極めてアナクロだ。ネット銀行なのになんとメールやインターネットがなくて郵送かFAXのみに限られている。
他のカードローンであれば、スマホアプリから送付できたりネット上から送付できるなどの方法を取っているところもあるが、ソニー銀行カードローンにはその選択肢はないので注意しよう。早めの融資を希望ならFAXで送付するしか方法がない。
即日融資希望ならソニー銀行の口座が必須!
これは銀行カードローンにありがちな条件だが、即日融資を希望するならソニー銀行の口座を持っていることが必須条件だ。しかもソニー銀行カードローンは申し込み自体は口座が無くても可能だが、結局は申し込みと同時にソニー銀行に口座を開設をしなければならない。
ソニー銀行の口座は申し込み時には作る必要がある
これは定期返済がソニー銀行の口座からの引き落とし限定となっていることからも必須条件だ。口座開設の手続きともなれば時間もかかってしまうので、利用する可能性があるなら、あらかじめソニー銀行に口座を持っていた方が有利だ。
専業主婦の申込は配偶者に安定した収入があること
これもソニー銀行カードローンに限った話ではないが、専業主婦が申し込みをするためには配偶者に安定した収入があることを前提としている。従って、配偶者の収入が不安定であったりした場合は当然ながら審査通過は難しくなるので注意しておこう。
口座ナシで振込サービスを受けられるのは初回のみ
ソニー銀行カードローンの利用には口座が必須ということは先にも述べたが、振込サービスに関しては初回に限り口座ナシでも申し込める(「初回振込サービス」を依頼)。その場合はソニー銀行以外の銀行口座へ初回限定で振り込んでもらうことができる。
「初回振込サービス」は最短で申込日翌日になる
ただし「初回振込サービス」を利用すると、融資はどんなに早くても翌営業日の振り込みとなる。しかも2回目以降の振込サービスに関しては他行口座へは振り込んでもらえない。ソニー銀行口座の開設を同時申し込みする必要もあるので、利用するならこれらの点を押さえておこう。
少額融資では金利が高い? 申し込むなら300万円を狙おう!
限度額にしても、これまでは他のカードローンよりも大幅に低い300万円から、他行並みの800万円へと引き上げられ、銀行カードローンとしての体制をしっかりと整えてきたと言っていいだろう。
限度額10万円で借り入れた場合、以前であれば金利は12.0%であったものが現在では13.8%となってしまったのは残念だが、以前までの限度額である300万円で借りた場合は逆にお得になっている。以前は6.5%であった金利が、リニューアル後は6.0%となっているのだ。
使いやすく生まれ変わったソニー銀行カードローン
新しくリニューアルされたソニー銀行カードローンは、消費者のニーズを踏まえたスタイルへと進化したと言って差し支えないほどのスペックとなっている。専業主婦や学生なども申し込み可能になったという点だけを見てもそれは間違いない。
審査の厳しさはそこそこ。借りられなければ意味が無い!
これをどう考えるかにもよるが、300万円の限度額から800万円という限度額へ引き上げられたという点だけでみれば至極当然な金利設定ではあるし、13.8%という最大金利も銀行カードローンの中ではトップクラスの低金利だ。
ソニー銀行なら十分な金額を魅力的な低金利で借りられます。
また、少額融資で金利が若干アップしているということは、その分審査にも幅を持たせたと見ることもできる。収入ゼロの専業主婦も申し込めるわけだから、その可能性は十分にあるとみて間違いない。総体的にもかなり魅力度の高いカードローンとなって帰ってきたことは言うまでもなさそうだ。