ソニー銀行カードローンと他行との最大の違いは?
銀行や消費者金融、それに信販会社など、ほとんどの金融会社でカードローンを扱っている。中でも銀行には、通常の銀行とネット銀行という2つのタイプがあり、扱っているカードローンにも違いがある。
特に、ネット銀行の金利は通常の銀行カードローンよりも低いことでも知られている。実店舗を持たないネット銀行は通常の銀行よりも経費を削減できるメリットがあるため、カードローンにしても低金利での提供が可能となっている。
ソニー銀行カードローンは2015年から新規受付を再開しました!
そんな中にあって、ネット銀行としても評価が高いソニー銀行も特色のあるカードローンを展開している。
実は、ソニー銀行は2011年7月から既存のカードローンの新規受付を停止しており、2015年7月に4年ぶりにカードローンを再会したという経緯がある。そのため、ソニー銀行カードローンについてあまり知らないという人も多いのではないだろうか?
ここでは、生まれ変わったソニー銀行カードローンが他行カードローンとどのように違うのかを検証する。
生まれ変わったソニー銀行カードローン!その実力は!?
従来のソニー銀行カードローンと他行カードローンとの最大の違いは、前年の年収によって融資額が決定されるというシステムだった。ただしこのシステムは新しく再開したカードローンでは撤廃されているようだ。
前年の年収によって融資額が決まっていたシステムを撤廃!
以前までは、年収が50万円以上で10万円、30万円借り入れるにも年収200万円以上でなければならないという決まりがあったが、現在ではそれは無くなっている。また、再開されたカードローンでは、収入の無い専業主婦でも、50万円を限度に借り入れることが可能となっている。
限度額が300万円から最高800万円に大幅アップ!
ただし、前年の年収によって融資額が決まっていたシステムが完全撤廃されたわけではないということは理解しておこう。
カードローンの詳細説明にも、年収によって限度額が決定されるという項目はどこにもない。ただし、10万円~最高800万円の中で18種類もの限度額設定がある。限度額も最高800万円までアップした。
専業主婦や学生、パート・アルバイトでも気軽に申し込める!
ということは、これは年収による限度額設定を実質的に引き継いでいると考えていい。もともと最大貸付限度額300万円であったカードローンが、最高800万円のカードローンへと生まれ変わったため、これまでもより細かく融資区分を設定している可能性は十分に考えられる。逆を言えば、年収が50万円に満たない兼業主婦や学生であっても、気軽に申し込めるようになったと考えることもできる。
下限金利2.5%!上限金利も13.8%!業界最低水準の低金利を実現!
ソニー銀行カードローンは、再開にあたって金利面でも大幅に改善してきた。従来は、最大貸付限度額300万円で、金利は6.5%~12.0%であったが、再開後は最大貸付限度額が最高800万円で、金利2.5%~13.8%へと変更された。最高800万円と、他行に引けを取らない貸付額に変更された上、同スペックの他行カードローンと比較しても金利の低さが目立つ。
銀行カードローンの金利比較
銀行名 | 融資限度額 | 金利 |
---|---|---|
ソニー銀行カードローン | 最高800万円 | 2.5%~13.8% |
オリックス銀行カードローン | 最高800万円 | 1.7%~17.8% |
三井住友銀行カードローン | 最高800万円 | 4.0%~14.5% |
貸付限度が同じ最高800万円の他行カードローンと比較してみても、ソニー銀行カードローンの低金利が目立っている。
総体的なスペックとしては他行カードローンよりも魅力的な内容になっていると言っても過言ではない。
ネット銀行の実力をいかんなく発揮した評判のカードローンです!
ましてや、ソニー銀行カードローンでは専業主婦の貸し出しもOKだが、ライバルとなるこの2行には専業主婦への貸し出しも無い。そういう意味で言えば、消費者にとってはメリットの大きいカードローンと言えるだろう。ファーストチョイスとしてはぜひおススメしたいカードローンである。