ソニー銀行カードローンは変動金利!金利が高くなる?
貸付額は最高800万円、しかもカードローンではトップクラスの低金利、ソニー銀行口座があれば即日融資にも対応してくれます。さらに専業主婦や学生でも借入OK。しかも仮審査は最短60分で回答可能という、カードローンとしてはこの上ない魅力を備えて再開されたのがソニー銀行カードローンです。
一見するとメリットだらけに見えるが、実はソニー銀行カードローンは変動金利を採用している。この点がデメリットでは? とも言われているのだが実際のところはどうなのだろうか?
変動金利が珍しいわけではない
変動金利というのは、その時の金融情勢によっては金利がアップしたりすることもあるというものだ。せっかく低金利で魅力的なカードローンであるにも関わらず、もしかしたら金利が上がってしまうかもしれないというのは一般的に考えるとデメリットに見えてしまう。
多くの銀行カードローンは変動金利
しかし、この変動金利というシステムはほとんどの銀行カードローンで適用しているものであって、ソニー銀行カードローンだけが特別だというわけではい。というよりもむしろ、銀行カードローンでは当たり前に採用されているシステムなのである。従ってそれはデメリットとは呼べないことになる。
実際に金利が上がることはない
では、ソニー銀行カードローンを始めとして変動金利を採用している銀行カードローンでは、実際に金利が上がってしまうようなことはあるのだろうか?
最初から金利が高めなので簡単には上がらない
100%ない――とは言い切れないが、それでも実際に金利が上がってしまう可能性はまずないと考えていい。カードローン自体が住宅ローンなど目的型ローンとは違って無担保となっているため、金利もそれなりに高めに設定されている。そのため、そう簡単に金利が変動してしまうことはないと考えて差し支えない。
限度額によって金利帯が変わることはある
変動金利に関しては、過剰な心配をする必要はない。しかし、貸付を受ける限度額によっては金利帯が変わることはある。例えば、契約時に与えられていた貸付限度額を減額されてしまった場合は金利が上がる。
貸付限度額を減額されてしまえば金利は上がる
契約時は200万円までの枠が与えられたとする。ソニー銀行カードローンであれば、限度額200万円で貸付を受けた場合5.0%の金利となる。しかし、その後の取引で返済の遅延があったりして限度額を50万円までに引き下げられてしまった場合、適用される金利は13.8%となってしまうのだ。これが金利が上がる最たる例と言える。
金利が変動するよりも限度額の変動の方が可能性が高い
200万円までの枠が与えられていれば、例え10万円だけの利用であっても金利は5.0%で済んでいたのに、実質的に倍以上の金利負担を強いられることになる。しかし、それはあくまでも最悪の事態を想定した場合だ。無計画な利用を続けていればそうなってしまう恐れもあるというだけで、遅延や延滞も無く普通に利用していればまずそういう事態に陥ることはない。
限度額が上がって金利が下がることも良くある
逆に、優良な会員であれば契約時の貸付可能枠を増やしてくれることもある。契約時は50万円であったものが100万円まで増額してくれた場合であれば、金利は13.8%から9.8%となる。実に4%もの金利負担が減るわけだ。おそらくまっとうに利用している人はこちらの方が可能性が高い。
仮に金利が上がるとしても他行も軒並み上がる
変動金利制はカードローン会社が念のため設けている安全装置のようなものだ。だからこそ本当に金利の上昇を抑えられないほどの市場動向になってしまえば、恐らくソニー銀行カードローンだけでなく全ての銀行カードローンで金利が上昇することになるはずだ。
変動金利の採用はデメリットにはなり得ない
もしそうなればデメリットになってしまうが、それはソニー銀行カードローンだけに限ったものではなく、銀行カードローン全体のデメリットということになる。少なくとも変動金利を採用しているからと言って、ソニー銀行カードローンだけが一方的に不利になるということはない。安心してソニー銀行のカードローンを利用してもらいたい。