ソニー銀行カードローンの審査は厳しいの?
カードローンを申し込むにあたって最も大きな不安といえば「審査に通るのかどうか……」という一点に尽きる。いくらカードローンを利用したくても、審査に通らなければ意味がない。そのため、自分が申し込もうとしているカードローンの審査が厳しいのかどうかという点は、誰もが重視するポイントとなる。
では、2015年7月から再開したソニー銀行カードローンの審査は厳しいのだろうか? 気になるソニー銀行カードローンの審査基準について検証してみた。
再開後のソニー銀行の気になる審査基準は?
ソニー銀行カードローンは、20代や30代の若年層を強く意識したカードローンとなっている。従って、他行カードローンに比べれば審査基準は比較的柔軟な傾向にある。
特にそのソニー銀行カードローンの審査基準が柔軟であることの証となるのが、専業主婦でも借入OKというところだろう。
学生や無収入の専業主婦でも借入OK
ソニー銀行カードローンは2011年に新規受付を停止するまで、専業主婦の借入はNGであった。それが、今回の再開に伴って一部リニューアルという形で専業主婦や学生でも借入OKなカードローンとして再登場したのだ。
20歳以上であれば学生でもアルバイトなどをして収入があれば申し込むことが可能だ。尚、専業主婦の借り入れ限度額は銀行カードローン最高クラスの50万円。学生の貸付限度額は設定されておらず、審査によって決定される。
ほかにもある!ソニー銀行カードローンの審査が柔軟な理由
ソニー銀行カードローンの審査が柔軟であることの根拠となるのは保証会社からも説明することができる。
銀行カードローンの保証会社って?
銀行カードローンの場合、必ず保証会社というものが間に入る。審査は保証会社が行い、保証会社の行う審査に通ることが貸付の最低条件となっている。
保証会社は銀行ごとに異なり、信販会社や消費者金融などが保証会社としてよく知られている。銀行カードローンの規約の中にも必ず、「保証会社の保証が受けられること」という条件が書かれている。
ソニー銀行カードローンの保証会社は「アコム」
では、ソニー銀行カードローンの保証会社はどこが務めているかというと、消費者金融で知られるアコムである。以前は別会社が保証会社となっていたが、今回の再開に伴い保証会社も一新した。
電話による在籍確認はソニー銀行が行います。審査は厳格!
ただし審査や在籍確認自体はソニー銀行自身が行う。その点で厳格なことに間違いは無い。しかしそれでもこれほど変わるのだから、むしろ以前が厳しすぎたと言えるのかも知れない。
ソニー銀行の本気度が伺えるスペック
2011年7月以前のソニー銀行カードローンは、どちらかと言えば総体的な魅力が薄いカードローンであった。しかし再開後のソニー銀行カードローンは全く別物の魅力を放っている。
以前は銀行カードローンでありながら貸付限度額は最大でも300万円と消費者金融よりも低い貸付額であったし、専業主婦の借入もNGであった。金利こそ低金利ではあったものの、年収によって貸付額に制限が設けられるなど厳しい内容でも知られていた。
そんな中にあって、他のネット銀行などは次々と魅力的なカードローンを売り出し、ネット銀行大手のカードローンとしては魅力度の低さは否めない内容であった。
同じカードローン名でも中身は別物
しかしこれまで見てきたように、再開後のソニー銀行カードローンは、同じ「ソニー銀行カードローン」という名前を名乗ってはいるものの、その中身はまったく別物に生まれ変わっている。
ハッキリ言えばソニー銀行カードローンは大手のメガバンク以上に魅力的なカードローンを投入してきたと言えるだろう。ネット銀行には魅力的なカードローンが多いが、ネット銀行大手の一翼を担うソニー銀行の意地とも言えるほど魅力的なカードローンへと変貌している。
他の銀行カードローン以上におすすめ
低金利で最高800万円の貸付額、300万円までは収入証明書が不要となっているため、借り換えやおまとめローンとしての魅力も兼ね備えている。もちろん、提携ATMでも手数料は実質ゼロというのも見逃せないポイントとなっている。
これから銀行カードローンの利用を検討される方には、ぜひともおすすめしたいカードローンである。