借金の総額が分からなければ調べることもできます
家計を預かる主婦としては、キャッシングやクレジットカードなどの返済で月々どれくらいの出費があるかというのはしっかりと把握しておく必要がありますが、月々の返済額だけでなく実際に現在の借金総額を把握しているという人は案外少ないかもしれません。しっかりとした返済計画を立てるためには、現在の借金総額を知っておくことも大切です。
利息分もしっかりと把握しておく
仮に、現在の借金総額を把握しているとしても、大抵の場合は「大体○○万円くらい……」という風に、漠然とした金額でしか把握していないものです。
例えば、借金した時点での金額が100万円だとしてもそこには利息もかかってきますし、何度も借入や返済を繰り返していけば返済完了まで一体どのくらいかかるのか把握するのすら難しくなってしまいます。
借金の総額を知る方法
借入をした時は家計の救いともなるキャッシングですが、返済が長期に及んでしまったり何度も借入&返済を繰り返しているうちに、どんどん家計を圧迫してしまうことにもなりかねません。借金を完済させるためには、借金総額を知って収支と支出を見直して返済計画を立てる必要があるのです。
借金総額を知る方法
- 請求書などの明細を確認する
- webの会員専用ページで確認する
- 借入先から取引履歴を入手する
- 信用情報機関に開示請求してみる
現在の借金総額を知る方法としては以上のような方法が主な方法となります。
最も手っ取り早い方法は請求書や領収書での確認
借金をしているのであれば、どこから借入しているのか知らないということはまずありませんから、請求書や領収書などで用意に借金の総額を知ることができます。
請求書の明細やwebサービスで確認できます
クレジットカードなどの請求書の場合、請求金額や利用可能額だけを見て破棄してしまうという人も少なくありません。請求書が届いたら、残高などもすれば、借金総額を把握できます。
また、消費者金融などから借り入れている場合でも、ATMから返済すれば明細を確認できますし、クレジットカードにしてもカードローンにしても、会員専用webサービスを利用すれば、明細を確認することができます。
取引履歴の開示請求とは
もし手元に請求書や領収書などがない場合は取引履歴の開示請求という方法もあります。取引履歴ですから、これまでの返済額や借入額などが一目で分かります。
当該の金融会社に連絡をしてから、取引履歴の開示請求書を提出すれば対応してくれます。
信用情報機関に開示請求する場合は手間がかかります
日本信用情報機構(JICC)やシー・アイ・シー(CIC)、全国銀行個人信用情報センター(JBA)などの個人信用情報期間へ開示請求することで、現在の借金の状況を把握することもできます。
詳しくはコチラ>>>「知っておくと便利!個人信用情報機関への開示請求」を参照してください。
借金の総額を把握してからがスタート!
借金総額を知ったらいよいよ返済計画を立てることになるわけですが、あまりにも借金総額が多い場合などは単に節約するだけでは返済が難しい場合もあるかもしれません。
その場合は、毎月の収支を見直しつつ収入を増やすことを検討するか、借金額によっては弁護士などの専門家に相談してみるということも必要です。