お金が必要! すぐにイメージするのは消費者金融
急にお金が必要になったとき、まず頭をよぎるのが銀行や消費者金融などのカードローンの利用、もしくはクレジットカードのキャッシング利用ではないでしょうか?
また、カードローンはどこに申し込んだらいいのかネットなどで調べたりする人も多いはずです。
検索する理由は低金利や即日融資
キャッシング会社をネットで検索する理由は、「低金利」や「即日融資」という点でしょう。たしかにそうした条件で検索すれば非常に多くのキャッシングサイトを見つけることができますし、金利比較などで一覧としてまとめてくれているサイトも多く見かけます。大抵の場合は、こうしたサイトを参考にして借入先を選ぶということが多いのではないでしょうか。
企業の貸付制度って聞いたことありますか?
しかし、どんなに検索してもヒットしない借入先も存在します。それが勤務先にある貸付制度です。
もちろん、国内すべての企業でそうした制度を設けているというわけではありませんが、勤務先に貸付制度があるのであれば、利用しない手はありません。
企業によっては貸付制度を設けているところもあります
低金利で借りられるのがメリット
企業が社員向けに行っている貸付制度は、当然ながら利息も発生します。ただしその金利も銀行や消費者金融のカードローンを利用するよりは遥かに低い超低金利で借り入れることができます。
しかも、支払い等も給料からの天引きとなるケースが多いため、うっかり返済し忘れたということにもなりませんし、貸す側の企業にしても確実に貸したお金を回収できるメリットもあるのです。もちろんボーナス払いなどを選ぶこともできますし、一括返済などの返済方法も自由に決められます。
ただし申請には借入理由が必要です
企業の設けている貸付制度を利用するにあたっての大きなデメリットと言えば、借り受けるための理由が必要であるという点です。銀行や消費者金融のカードローンなどは使途自由という場合がほとんどですが、勤務先の貸付制度を利用するにはそれなりの理由が必要になります。
言い換えれば、遊ぶ金が欲しいからと言って簡単に利用できる制度はないということです。出産であったり、お子さんの入学であったり、家族の不幸であったりなど、正当な理由が必要となってきます。
貸付制度のない企業の場合
社員貸付制度を設けている企業は、国内全体の企業数から考えればまだまだほんの一握りにしか過ぎません。ほとんどの企業は貸付制度なるものは設けていないことになります。
しかし、貸付制度を設けていなくても、会社に相談することでお金を借り受けることができる場合もあります。もちろんそのためには会社側からある程度の信頼を得ていなければならいでしょうし、相談しても貸してくれる保証もありません。
とはいうものの、個別に相談することで貸付を行ってくれる企業があることもまた事実です。どこからも借入ができないからといってヤミ金などへ手を出してしまう前に、まず会社に相談してみるというのもひとつの選択肢と言えるでしょう。