審査が甘いのは銀行系カードローン?消費者金融系カードローン?どっちがおすすめ?

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「審査が甘い」という基準でカードローンを選択するならば

銀行系カードローン審査が甘い

「お金がない!カードローンを申し込みたいけれど、審査落ちが心配……」という人もいるでしょう。となると、当然「審査が甘いカードローンはどれ?」と、探すことになるはずです。

カードローンは大きく分けて銀行系カードローンと消費者金融系カードローンがあります。「審査が甘い」という基準で選ぶならば、どちらが良いのでしょうか。

銀行系カードローンの審査は甘くない?

一般的に銀行系カードローンの審査は厳しいといわれています。銀行系カードローンの審査で重要視されるポイントについて見てみましょう。

銀行系カードローンの審査で重視されるポイント

銀行系カードローンの審査では次のような項目を審査した上で、融資をするかしないか決めています。

    銀行系カードローンの審査項目

  • 利用希望者本人の信用情報
  • 利用希望者本人の年収・年齢・雇用形態など
  • 利用希望者本人の他社借入状況

銀行系カードローンなどの保証人などを必要としない無担保ローンの場合本人の返済能力そのものが担保になっている、ともいえます。そのため、返済能力について厳しくチェックされるのです。

銀行ごとに「審査が甘い」かどうかは異なる

どの銀行系カードローンも審査項目は変わりません。しかし、各項目についてどの程度の基準を求めるかは、銀行ごとに異なります。たとえば、他社借入が2件以上ある場合、自動的に審査をできなくなってしまうことも!高収入の正社員でも審査落ちしてしまうケースがあるのはこのためです。

一方「正社員ならば他社借入は2件までOK、アルバイトでは1社でもあれば審査落ち」という銀行系カードローンもあります。自分の借入状況、年収、雇用形態などから自分にとって審査が甘い銀行系カードローンはどこか?と、探してみるのも良いでしょう。

銀行系カードローンのメリット・デメリット

まずは、いくつかの銀行系カードローンのスペックを比較してみましょう。

カードローン名 金利 利用限度額 審査スピード
みずほ銀行カードローン 年2.0%~14.0% 最大800万円 最短2営業日
楽天銀行スーパーローン 年1.9%~14.5% 最大800万円 最短即日

一般的に審査は厳し目の銀行系カードローンなので、審査落ちのリスクは高いといっても過言ではありません。それでも、銀行系カードローンには金利が低いなどさまざまなメリットがあります。利用限度額が大きい点も見逃せません。

一方、銀行系カードローンはどうしても審査結果が出るまでに時間がかかります。速いところでは最短即日もありますが、遅ければ1ヶ月近くかかってしまうことも……。もし、即日融資を希望しているならば、銀行系カードローンは不向きといわざるを得ません。

消費者金融系カードローンの審査が甘いといわれるが

銀行系カードローンと比較して消費者金融系カードローンの審査は甘いといわれますが、だからといって誰でもパスできるわけではありません。消費者金融系カードローンの審査ではどのような点がチェックされるのか見てみましょう。

消費者金融系カードローンの審査が甘いといわれる理由

消費者金融系カードローンの審査でも、銀行系カードローン同様に、利用希望者本人の信用情報、年収・年齢・雇用形態などのスペック、他社からの借入状況がチェックされます。しかし、それぞれ、銀行系カードローンよりもハードルが低めになっているため、消費者金融系カードローンは審査が甘いといわれているのです。

確かに、消費者金融系カードローンの方が、非正規雇用、低収入でも審査を通過できる確率が高いようです。また、他社からの借入も3社までなら問題ないという口コミもあります。しかし、借入総額が大きい場合は自動的に審査落ちとなる可能性が高いので注意してください。

審査が甘い消費者金融でも総量規制は厳守している

消費者金融系カードローンが最重要視しているのは総量規制と考えて間違いありません。総量規制とは貸金業法で定められている融資制限ですが年収の3分の1以上を融資することは違法行為となってしまうのです。

たとえば、どんなに高収入の正社員でも、すでに年収の3分の1ギリギリまで他社から借り入れをしている場合、審査をパスすることはほぼ無理でしょう。それでも融資してくれるような消費者金融は違法な高金利で貸付と行っている闇金融の可能性があります。安易に手を出すことのないようにしてください。

審査が甘い消費者金融系カードローンのメリット・デメリット

審査を通過しやすい他にも消費者金融系カードローンには数多くのメリットがあります。たとえば、銀行系カードローンは同一銀行の口座をあらかじめ持っていないと利用できないことも少なくありません。しかし、金融系カードローンならば銀行口座がなくても、コンビニATMなどから借り入れを行うことも可能です。

また、消費者金融系カードローンは融資までのスピードが早いことも魅力です。最短で審査結果が出るまでに30分、融資までに1時間というところもあります。土日・祝日の即日融資に対応してもらえることもあるので「急にお金が必要!」というようなピンチの時には、消費者金融が便利です。しかし、やはり高金利・総量規制があるというのは、大きなデメリットといえるでしょう。

無利息期間が設定されていることも!

一般的に金利が高めの消費者金融系カードローンですが、アコムやプロミスなどは一定期間利息が発生しないサービスを提供しています。これは、銀行系カードローンでは新生銀行カードローンレイク以外にはないものです。「30日以内には絶対に全額返済する!」などと決めて利用すれば、金利0円の恩恵を受けることもできるでしょう。

頭を抱える女性

銀行系カードローンと消費者金融系カードローンで選ぶなら?

以上のように銀行系カードローン、消費者金融系カードローンそれぞれにメリット、デメリットがあります。どちらを選択するのが正解なのかは、利用者ごとに異なるといって良いでしょう。

「審査が甘い」を重視するなら消費者金融系カードローン

とにかく「審査が甘い」カードローンを探しているならば、おすすめは消費者金融系カードローンです。とくに、アルバイトやパートの場合は念のために消費者金融系カードローンにしておくのもひとつの方法といえます。

ただし、専業主婦は銀行系カードローンの方が、審査が甘いというのはご存じでしたか?本人が無収入の専業主婦は総量規制にひっかかり消費者金融系カードローンの審査を通過することはできません。しかし、銀行系カードローンならば配偶者の収入を審査して融資してもらえることがあるので狙い目です。

専業主婦には「審査が甘い」銀行系カードローン

専業主婦が銀行系カードローンを借りる時、夫の年収、雇用形態などを申込書に記載する必要があります。しかし夫の会社へ在籍確認の電話はないので、専業主婦にとって銀行系カードローンは審査が甘いともいえるでしょう。ただし、たとえ夫の収入を多めに1,000万円以上を記入しても、専業主婦は少額融資しか受けられません。それどころか、嘘がバレれば契約解除にもなりかねないので、くれぐれも正直に申告するようにしましょう。

住宅ローン利用者なら同一銀行系カードローン

住宅ローンと同じ銀行のカードローンを申し込んだ場合、カードローンの金利を割引してもらえることもあります。ほぼすべての大手銀行系カードローンで実施しているサービスなので問い合わせてみてはいかがでしょうか。

ただし、住宅ローンで延滞するなど信用情報に傷がある場合には審査を通過できないこともあります。将来的に同じ銀行のカードローンを利用するかもしれない場合には、まず住宅ローンの返済をしっかりと行い、信用される履歴を残すことが大事です。

金利の低さならば銀行系カードローン

できるだけ利息を払いたくないと考えているならば、やはりおすすめは銀行系カードローンです。金利が数%違うだけで、返済総額は何十万円と異なってくるので、金利についてはしっかりと比較検討しましょう。

ただし、10万円以内の借り入れならば、金利によって返済総額が著しく変わるわけではありません。「ほんの数万円をとにかく今すぐ借りたい」という場合には消費者金融系カードローンがおすすめです。

場合によっては銀行系カードローンの方が「審査が甘い」と言われることも!

最後に、今回の記事のおさらいをしましょう。

  • 一般的に銀行系カードローンの審査は厳しい。とくに2社以上の借り入れがすでにある場合は審査落ちの可能性が高まる。
  • 消費者金融系カードローンは審査が甘いといわれるが、年収の3分の1以上を貸し付けることができない総量規制という問題がある。
  • 高額融資を低金利で利用したいならば、やはりおすすめは銀行系カードローン。
  • じつは専業主婦にとって消費者金融系カードローンよりも銀行系カードローンの方が、より審査が甘い。夫に内緒で借りることも可能!

確かに銀行系カードローンは消費者金融系カードローンと比較して審査は厳しくなっています。しかし、場合によっては消費者金融系カードローンの審査を落ちたのに銀行系カードローンの審査はパスできたというケースも!もし、どうしても利用したい商品があるならば、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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