急な出費の心強いサポーター!すっかり身近となったキャッシングのメリットとは!?
キャッシングの一番のメリットといえば何でしょうか? 皆さんはどんなメリットを思い付きますか?
例えば、同じキャッシングでも銀行系カードローンに的を絞れば、『低金利』というのがメリットとなるでしょう。一方で、消費者金融系カードローンに的を絞れば、『借りやすさ』というのがメリットになるかもしれませんね。
キャッシングのもっとも大きなメリットは「即日融資」
キャッシングには様々なメリットがありますが、その中でももっとも大きなメリットといえば、やはり『即日融資』のスピードではないでしょうか? 急な出費に即対応できる即日融資ほど、有難いものはありません。
即日融資といえば、これまでは消費者金融におけるメリットとして有名でしたが、最近では銀行系カードローンでも即日融資に対応したものも登場しており、これまで以上に私たち消費者にとって身近な存在となりつつあります。
各カードローンの特徴!銀行系・消費者金融系・信販系はどう違う?
ひとえにキャッシングといっても、すべて同じだというわけではありません。銀行や信金などが提供するカードローンや、消費者金融のカードローン、それにクレジットカード会社や信販会社の発行しているクレジットカードでの借り入れなど、いくつもの種類があります。そして、それぞれにメリット・デメリットがあります。
消費者金融系カードローンの特徴
一般にキャッシングと言えば、消費者金融でしょう。昔は「サラ金(サラリーマン金融)」とも呼ばれ忌避されていましたが、いまでは法律も改正され、非常に健全になりました。
消費者金融のメリット
消費者金融のメリットといえば、やはり『借りやすさ』でしょう。審査自体も比較的柔軟な上に、最短30分というスピード審査や、自動契約機による即日カード発行&即日融資OKという手軽さで、根強い人気があります。
消費者金融のデメリット
一方、デメリットとしては貸金業法による限度額の縛りが挙げられます。これは法律(貸金業法)で消費者の借りすぎを防ぐしくみのこと。消費者金融では年収の1/3を超えた借入をすることができないため、借りられる金額に限度があります。
また、総じて金利が高いことや収入の無い専業主婦(主夫)の借り入れも現在ではNGとなっている点もデメリットです。
専業主婦関連では、配偶者の収入を元に借り入れ可能な「配偶者貸付制度」という制度も、消費者金融では利用できません。
配偶者貸付制度とは?
配偶者貸付制度というのは、申込者本人の収入と配偶者の収入とを合算し、その1/3を限度に融資を受けられるという制度です(配偶者の同意も必要)。
この制度を利用すれば、専業主婦NGのカードローンでも申し込めそうに思えますが、消費者金融では申込者本人にも収入がなければ、この制度を利用できません。
信販系カードローンの特徴
クレジットカード会社や信販会社などが提供しているキャッシングサービスのことを、総じて信販系カードローンと呼びます。主にクレジットカードに付帯して提供されるキャッシングサービスです。
信販系カードローンのデメリット
信販系カードローンは、消費者金融や銀行カードローンと比較しても、ややデメリットが目立ちます。金利も消費者金融に匹敵しますし、審査も長く、即日審査や即日融資には対応していません。貸金業法による限度額の縛りもあるので、消費者金融と同様に年収の1/3を超えた借り入れは不可能です。
信販系カードローンのメリット
では、メリットがないのか? といえばそうではありません。最大のメリットは手軽さです。クレジットカードにキャッシング枠が最初から付いていることも多く、あらためて審査を受けなくても、お金を借りることができます。またローンカードをあらためて発行する必要もありません。いまお持ちのクレジットカードで借入ができるのです。
他にも例えば、その会社の発行しているクレジットカードの利用実績などによっては審査が優遇されるケースもあります。また、カードローンによってはポイント制度や付帯サービスを利用できるものもあります。
また、消費者金融では利用できない、専業主婦(主夫)の「配偶者貸付制度」を利用することができます。
配偶者貸付制度のポイント
配偶者貸付制度は、収入の無い専業主婦(主夫)の場合、消費者金融では利用できませんが、信販系カードローンではクレジットカードがある限り、利用することができます。ただし、限度額は限定されていますし、すでに配偶者自身が他社から年収の1/3を超えた借り入れをしていた場合は、利用することができません。
銀行系カードローンの特徴
都市銀行や地方銀行、信金や信組などの金融機関で扱っているキャッシングサービスのことを、銀行カードローン(銀行系カードローン)と呼びます。
銀行カードローンのメリット
最大のメリットは金利が低いことです。銀行カードローンは、消費者金融からのお借り入れや信販系カードローンと比べて、圧倒的に金利が低いです。
さらにその中でも、ネット銀行で扱っているカードローンは特に金利が低いことでも知られています。一般的な銀行カードローンとは一線を画すほどですから、消費者金融系などと比較すると段違いです。
また、最近では即日融資に対応した銀行カードローンも増えつつあり、デメリットが解消してきています。さらに一部の都市銀行では自動契約機の設置によって、その場でローンカードを発行し、即日融資に対応しているところもあります。
さらには銀行ならではの利点もあります。消費者金融が貸金業法で縛られているように、銀行は銀行法、信金は信金法(信用金庫法)という法律に基づいた運営が行われています。このことからも分かるように、銀行系カードローンは貸金業法の適用外となります。年収の枠に捉われない借り入れが可能なのです。事実上、一律の限度額の縛りが無いため、専業主婦(主夫)でも融資OKとしているところもあります。
銀行カードローンのデメリット
デメリットとしては、厳しい審査基準があげられます。保証会社を通して審査が行われる関係上、消費者金融や信販系カードローンよりも審査がやや厳しいという点では一致しています。ただし、当該銀行との取引内容によっては審査が優遇されることもありますので、これは一概にデメリットとも言えないかもしれません。
配偶者貸付制度と銀行カードローンとの関係
専業主婦(夫)の借り入れもOKとしている銀行カードローンのことを、「配偶者貸付制度」だと説明しているサイトなどもありますが、それは正確ではありません。配偶者貸付制度は、あくまでも貸金業法によって定められているもので、銀行のそれとは違うものです。
配偶者貸付制度では配偶者の同意が必要ですが、専業主婦(主夫)OKとしている銀行カードローンは、基本的に配偶者の同意は不要です。
目先の損得では語れない!カードローンの価値は将来的な損得で図るもの!
カードローンというと、とかく「即日融資」や「低金利」といったことにばかり目が行ってしまいますが、それだけがカードローンのすべてを物語っているわけではありません。
利用することでどれだけ得をすることができるかが勝負!
一般的にキャッシングする際の金利の高さや審査の厳しさ、時間がかかることがデメリットであるかのように言われていますが、それはあくまでも目先の損得で考えた場合に過ぎません。
本当に損得で考えるのであれば、本来は「カードローンを利用したことで将来的な損となるか? 得となるか?」というのが重要だと言えるでしょう。
計画性がなければ損をするだけです
遊ぶお金が欲しくて、生活費の足しにするためにカードローンを利用するか、それとも将来の投資目的で、スキルアップのために利用するかで、キャッシングの意味は全く変わります。運転免許や資格取得目的でカードローンを利用するのなら、それはある意味で投資です。将来的な損得が別れますよね?
将来への自己投資という意味で言えば、明らかに後者の方が得をしますし、スキルアップによって収入がアップすれば多少金利が高かろうとも、そんなものはすぐに元が取れてしまいます。
どのような目的で利用したいのか? それによってどれだけの恩恵を受けられるのか? ということがポイントなのです。もちろんいつぐらいまでにペイできるか。いつまでに返済できて、その後、ゲイン(利益)を得られるか、そういったことがいわゆる『計画性』ということになります。
お金の多寡で損得は決められません!大事なのはキャッシング利用で得られた価値!
たしかに、長期的視野で見れば金利負担というのもばかになりません。30万円借りたら元本の30万円だけ返済すればOKというものでもありませんから、それは否定できません。
ですが、キャッシングの価値というのは、金利負担とか、限度額とか、そうしたことだけでは語れないのもまた事実です。
目的はお金を借りることではありません! 借りたお金で達成できるものです!
例えば、どこからも借りられなかった人が、金利の高いカードローンに申し込んだら無事に借り入れができた! それによって窮地を脱した、ということであれば、その人にとっては金利の高さ云々以前に、そのカードローンに対する価値を感じることができますよね?
借りたお金によって危機を脱することが出来たり、どれだけ大きな安心感や達成感を得られるかということが、カードローンそのものの価値になるということです。問題はお金が余っているときではありません。ピンチの時に活用できるからこそ、お金には価値があります。
借りられない高嶺の花に価値はありません! 生きたお金を活用してください
また低金利だとか、限度額が大きい、即日融資が可能だ、という理由だけでカードローンを選んだとしても、結果として審査に落ちてしまえば、キャッシングそのものができないわけです。そんなこだわりすら無意味になってしまいます。
つまり、お目当てのカードローンから借りることができるのか? それともできないのか? ということこそが大事であって、目先の損得はそれほど重要ではないということになりますよね。本当に大切なのはピンチを脱することであって、金利については後から借り換えても十分カバーできます。
"生きた"カードローンの活用法!目的を定めて効果的な利用を!
お金は大きく「生き金」と「死に金」と捉えることが出来ます。そしてカードローンの利用もまた大きく分けると2パターンに分けることができます。それが、自己投資(生き金)として利用するパターンと、自己満足(死に金)のために利用するパターンです。
自己投資で利用するパターンとは?
自己投資というのは、先にも上げたような免許や資格取得などでスキルアップするためなどにキャッシングを利用することです。給料日前でお金がない! でも資格取得のための受講〆切に間に合わない! といった場合や、受講費が高すぎてすぐにお金を用意できないといった場合にカードローンを利用することでその費用を賄えます。
また自己投資を広く捉えれば、新しい価値観を見出すために海外旅行をしたい! 婚活のために結婚相談所に登録したい、といった場合も自己投資のひとつと言えるでしょうし、安全性の高い車の購入や、趣味を究めるためのお金も、十分に自己投資の範囲と言えるでしょう。
目的が定まっていると無駄遣いに繋がりません
こうした、目的の定まった使い方というのは、その目的に必要となる資金しか利用しないため、余計な借り入れをしたりすることもありません。
たとえ極度額が50万円あったとしても、資格取得費用が10万円であれば、それだけを借り入れて利用し、それ以上は借りないという賢い利用ができます。この自制心が大切です。
自己満足で利用するパターンとは?
それに比べて、自己の欲求を満たすための利用する自己満足型は少々厄介です。そもそも利用目的が遊ぶお金や欲しいモノを買いたいといった考え方なので、すぐに利用可能額一杯まで使い切ってしまいます。
せめて、限度額一杯まで使い切った時点でカードローンの利用をやめればまだいいのですが、それだけでは足りず、他社のカードローンも利用するようになり、結果として多重債務で首が回らなくなるというケースも少なくありません。
目的が曖昧な借り入れは自分の首を絞めることに
欲しいモノを買ったり、遊んだりすることは決して悪いことではありませんが、その費用を消費者金融などからの借り入れで賄うことは何の計画性もないのと同じことです。
借りたお金で欲しいモノを手に入れたとしても、際限のない欲求を満たすためだけに利用していては、将来的に行き詰まってしまうことは目に見えています。
自己投資型にも自己満足型にも当てはまらないケース
キャッシングを利用する理由は人によって様々です。家計の不足分を穴埋めするために銀行カードローンを利用する専業主婦(主夫)なども少なくありません。家計の穴埋めという理由は、自己投資には当てはまりませんし、かといって自己満足型だとも言い切れません。
ピンチを脱するためには必要ですが、限度というものがあります。借金は借金だからです。
家計が苦しいということに関しても様々に事情があるかと思いますが、キャッシングに頼らざるを得ない状態ともなれば、やはり家計の見直しも必要となるでしょう。背伸びし過ぎた生活をしていないかどうかなど、今一度再確認する必要があります。
どうにも家計が苦しいならキャッシングよりも公的資金の利用を考えて!
もし、見栄を張るために背伸びし過ぎた生活をしているせいでキャッシングに頼ってしまっているなら、それはやはり自己満足型と言わざるを得ないでしょう。
逆に、そもそも収入が少なくて家族を養い切れないといったような特別な事情を抱えているのであれば、金利の高いカードローンではなく、低金利な公的融資制度を活用することをお勧めします。本当に困っている人のために行政の公的支援制度はあるからです。
キャッシングは「無担保」「保証人不要」で使途自由!自由度が高いからこそ活用範囲も無限大!
キャッシングは、メリットやデメリット以外にも、上述したようにその利用目的や活用方法などによって意味が変わります。そして、借りたお金の価値もまた大きく変わります。
しかし、それらすべてを取り払い、ものすごくざっくりと単純な視点で捉えてみると、カードローンというシステムはすごいことだとわかります。ローンカード一枚あれば、無担保&無保証人で何十万円、何百万円とお金を借りることができ、しかも使いみちも自由だ、というのはこの上ない魅力です。
たとえ友人間や親族間の貸し借りであったとしても、通常ではあり得ませんよね。
活用方法はあなた次第!自分なりの価値を見出してみよう!
公務員、会社員、パートやアルバイト、自営業、個人事業主、学生、専業主婦、年金受給者……。それぞれの生活の中で、それぞれにどのような目的でキャッシングを利用するのかは本人に委ねられています。完全に自己責任ですし、完全に自由です。
急な出費、家計の穴埋め、自己投資などなど。お金の使途や利用目的は何であれ、ぜひ自分なりのカードローン活用法を考えてみてください。そこから、あなたに合ったキャッシングの価値を見つけることができるかもしれません。